髪質改善酸熱トリートメントって結局痛むの？その1：2021年9月23日｜カフノリカ(Cuffnorika)のブログ

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投稿日：2021-09-23 22:42:10.0

髪質改善酸熱トリートメントって結局痛むの？その1: こんにちは！
くせ毛のお悩みに寄り添う美容室
カフノリカの甲斐錬也（カイレンヤ）です＾＾

『髪質改善酸熱トリートメント』
いよいよどこの美容室でも見かける様になってきました
たまにご新規のお客様に
「髪質改善酸熱トリートメントって結局痛むの？何なの？」とご質問頂きますので
アンサーブログを書こうかなという運びでございます

結論から言うと『施術内容、担当美容師次第、良くも悪くも転ぶ』という事になるのですが

これを紐解いていくには『髪が痛む』ってどういう事？からケミカルしていく事になります

それでは、イッテミヨー！！

『髪が痛む』にも色々なのですが基本的には
『髪の表面のキューティクルが荒れ、剥離し内部の脂質やタンパク質などが毛髪内部から流出して中身がスカスカになっている状態』
断面のイメージで言うと、中がスカスカな空洞の多いハチの巣みたいな状態です

ハイ！ではそこに『髪質改善酸熱トリートメント』やっていきますよー！

ここで分かりやすく、『良い例』と『悪い（傷む）例』を挙げていきたいと思います

『良い例』
先ずは尿素や最低限のアルカリなどで髪をふやかし、そこに失われた脂質やタンパク質を補充し内部のクッションを作ります
そこに有効成分の酸の入った酸性のトリートメントを塗布し、髪を収斂、引き締めながら最初に補充した脂質やタンパク質を髪の内部に食い込ませながら有効成分の酸を浸透させます
その後軽くシャンプーして表面の余分な酸性のトリートメントを落とし、その上から更にトリートメントで軽く被膜を形成し、剥離し失われたキューティクルの代わりになる保護膜を作ります
そこからしっかりお席で乾かしブローし脱水、最後に高温のストレートアイロンを全体に通していき
あらかじめ内部に浸透させた有効成分の酸とストレートアイロンの熱が化学反応を起こし
髪の内部に新しい架橋、結合を作って髪のハリコシを形成しながら、最初に補充した脂質とタンパク質で柔らかさも添加する

というのが、僕の考え得るベストな『髪質改善酸熱トリートメント』
理に叶っている感じしますよね？
安心感があるというか、事故が起こらなそうで凄く効きそうじゃないですか？
実際凄く効くんですけどね（笑）

では次！『悪い（傷む）例』を挙げていきます！

ですがちょっと長くなってきたので、『その2』に続きます、、、

甲斐錬也