髪質改善の定義って何？：2021年11月18日｜エディー(HEDI)のブログ

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投稿日：2021-11-18 18:36:44.0

髪質改善の定義って何？: SNSの普及によって、髪質改善ってワードが今までに無いくらい注目されていますが、結局のところ何なのって話になってきていて、写真をみてこんなツヤツヤピカピカになるんだ～って思っている方が、たくさん見えると思います。
まず第一に、髪質改善というものに定義は無いです。
良くあるシステムトリートメント。
シャンプー台やセット面で行う、つけて揉み込んだり、少し時間置いたりしてすぐ流すやつ。うちでいうoggiottoもこの一種。
これも一種の髪質改善。

酸熱トリートメント。
色々つけて最後にアイロンで仕上げたりするやつ。
あれも家に帰って洗ったら、いつも通り。。。SNSの発信で間違った認識が広まってしまったものの一つです。決して真っ直ぐサラサラにはなりません。
ざっくりいうと最後に行うアイロン施術で髪の内部の結合を増やして、髪の強度をあげる。
もう一つの目的は、傷んだ髪の毛は水に馴染みやすく、髪の毛が乾きにくくなる。その水が入るところを無くすこと。（乾いても髪の中に残る結合水を作ること）です。要するに疑似的に健康毛に近づけることがメイン。
なので悪いものではありませんが同時に知識のない美容師さんがやると、大ダメージを引き起こしかねませんので要注意の分野です。

等、他にも色々ありますが、どれもいつまでもサラサラって続きませんよね。むしろインスタで良く見るあのツルツル、ピカピカーーーなんてなのには絶対になりません。

なぜか？？？？

基本的に日本人の７割以上は癖毛と言われています。まずそのクセはトリートメントではどうしようもありません。落ち着くことはありますが。。。一時的なものです。
トリートメントが必要ないわけではないです。カラー、パーマ、ストレートの際の、脂質、水分、タンパク質補給としては絶対やったほうがいいですが、質感（サラサラ、ツヤツヤ、しっとり）は一時的なものです。

さらさらツヤツヤを目指す人は、弱いくせでも騙されたと思って、一度、縮毛矯正をしてからトリートメントをしてみてください。世界が変わります。
お客さんが思っているパサツキ、本当にダメージでしょうか？

縮毛矯正の際は、1液を流した際、最後仕上げ前にトリートメントを組み込むことで、圧倒的に仕上がりが変わるのでやらせて頂いてます。

ダメージとクセ見分けるにはプロの目が必要です。是非一度ご相談ください