おうちで出来る髪を壊さない秘訣について：2022年2月7日｜エモシオン(E MOTION)のブログ

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ビューティー

投稿日：2022-02-07 14:28:43.0

おうちで出来る髪を壊さない秘訣について: みなさん、こんばんは。

オープン前に皆さまに対して我々が出来ることは無いかと考えまして、

今回は自宅でのヘアケアのマニアックな所を少しずつお伝えして、ご来店前に少しでもベースを良くして頂こうというありきたりな作戦を思いつきました。

方法はありきたりですが、内容は濃いですよ…なんたって僕らは『髪ヲタク』なので。笑

今回の内容は、ホームケアの基礎の基礎。

『ウェット』と『ドライ』についてです。

ウェットもドライも毎日みなさん必ずされますよね。

実は我々的にも1番気をつけて頂きたいポイントランキングでも上位に常に君臨する所なんです。

まず、髪が濡れた時と、髪が乾く時、どういった事が起こるかのお話。

普段、生活している状態は当然ドライです。

なかなかビチョビチョのまま街中へ飛び込もうという方は少ないと思います。笑

ドライの毛は健康であれば手櫛も通るし、引っかかりは少ない。
いわば、『髪が髪として保たれる自然な状態』な訳です。

こんな感じ↓

なぜドライだと自然なのか。

それは、不要な水分が飛んで、キューティクルが閉じ、外的な刺激から髪を守る状態にあるからなんですね。

ところが、ウェットにすると全てその逆が起こります。

キューティクルは開き、髪は膨らみ、髪が軟化（柔らかくなりやや強度が落ちる）という事が起こります。

当然、キューティクルが開く訳ですから濡れたまま放置し過ぎると、髪の中のタンパク質、水分、脂質は抜けて行くという事です。

タンパク質が抜ければ髪の強度が落ち、断毛（切れ毛）に繋がり、

水分が抜ければ髪のしなやかさ、自然な動き、潤いが損なわれ、

脂質が抜ければ髪の手触りを大きく悪化させます。

いわゆる、トリートメント施術や巷で話題の髪質改善はこの辺りを後入れで髪に入れ、擬似的に健康毛へ近づけることをするんですね。

我々がする技術もこの辺りを補強する極致であり、カラーなどの薬剤施術も、その施術でなるべく元々髪が持つ物質を抜かないよう施術する事に命を懸けています。

ですが、そもそもそれらを抜かないのがマスト。

『濡れたら乾かす』をまず徹底してください。
たったそれだけでも絶対髪は変わりますので。

次回は『乾かし方』についてお話します。

字数が限界なのでこの辺で。笑

アディオス！！