ホームケアの話～水と熱について～：2022年2月11日｜エモシオン(E MOTION)のブログ

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ビューティー

投稿日：2022-02-11 16:03:43.0

ホームケアの話～水と熱について～: 皆様ご機嫌よう。

さてさて、今回はいきなり本題から参りますよ。

いつも文字数ギリギリになるので…笑
一投稿3000字くらい書けるようにして欲しいですね…

結局無駄話してるやん、って自分にツッコんでしまいそうになったんで始めます。

今回は『水と熱』がキューティクルの中に及ぼす作用のお話。

あらぁ。だんだんマニアックになってきましたねぇ。

こんなん入口に過ぎませんよ～。
接客中なんて情報量こんなもんじゃ無いですからね。
文字数制限ないし。笑

さて、まず前回のおさらいです。

水と熱でキューティクルが開き、それが抜けると閉じると言うお話でしたね。

実は、その、キューティクルが空いているタイミング。
つまりは水や熱が加わった瞬間は、髪の中の『結合』というものも切断されています。
髪の中で根元から毛先まで繋がっている『鎖』のようなものです。

逆に、水分や熱が抜けるタイミングで再結合を行います。

この結合を『水素結合』と言います。

この水素結合が髪の形状変化に深く関わっており、例を挙げるなら、

髪を濡らしたまま寝て、起きたらあらぬ方向に髪が向いていた…寝癖というやつだったり。
アイロンで熱を加えて伸ばす、巻くをするスタイリングであったり。

これらは、水や熱の加わったタイミングで形を変化させ、水や熱が飛んだ瞬間、水素結合が再結合し、元の形とは違う形状で髪が形状記憶する。という現象なんですね。

ドライの時に冷風を当てるのは、これも実は関連していて、水を飛ばした後、毛流れに沿って冷風を当て、熱を逃すことでキューティクルを閉じるだけではなく形状も美しく真っ直ぐに固定出来るという理論な訳です。

アイロンも、熱を帯びた状態を不用意に触ったりせず、変化させたい形をなるべく固定し崩さぬようにゆっくり熱が逃げるのを待つ方が綺麗なスタイリングが出来ますね。

コテ巻きもすぐほぐすよりも、多少熱を抜いてからの方がキープ力も上がるし、

ドライヤーも乾かしっぱなしよりも冷風で締めた方がツヤも出てストレートになるし、

ストレートアイロンもワンスルーして髪が真っ直ぐの状態で冷ませば1発で真っ直ぐになるし。

水素結合を操れば自由自在です。

その辺を意識しながら髪をスタイリングしてみてください。
やりやすくなるはずです。

字数が…笑

今日はこの辺で…笑

アディオス！！