ブリーチした髪へのアイロン使用の注意点：2024年9月13日｜ニュート(Neut )のブログ

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投稿日：2024-09-13 17:20:16.0

ブリーチした髪へのアイロン使用の注意点: こんにちは！

頭にキティーちゃんがいるスタイリストの石川です。

今回はブリーチした髪にアイロン、コテを使用する上で注意すべき点を説明します。

【アイロンによる熱ダメージのリスク】

アイロンの熱ダメージの影響でまず挙げられるのはカラーの色落ちです。
ブリーチ後のカラーは退色しやすいです。
そこにアイロンの熱ダメージが加わると更に毛先の色味が抜けやすくなります。

他にアイロンの熱ダメージは、熱で髪を構成するタンパク質が熱変性してしまう事です。
タンパク質は熱で固くなるのをご存知の方も多いでしょう。

熱した卵は硬くなり生卵に戻らないのと同じで髪も熱で固くなってしまうと元には戻りませんし熱を加え続けるとダメージも進行してしまいます。

タンパク変性によって髪に起こる影響は
・毛先が固くなる
・カラーするとタンパク変性してる部分がくすむ
・ブリーチで毛先が明るくなりにくい
などが挙げられます。

ダメージだけでなくカラーの施術においても仕上がりに影響が出てしまいます。

そこで注意すべきポイントはアイロンの温度です。

ブリーチした髪へのアイロンの温度は140℃以下をオススメします。

100℃以上から髪は熱ダメージを受けます、アイロンの温度は低ければ低いほど髪への負担は少なくなります。

コテやアイロンの最大温度は180℃以上の物が多いですが、温度は下げて使用する事をお勧めします。

【コテやアイロンのその他の注意点】

・同じ部分に何回も熱を通しすぎないようにする
先ほど温度は低めがいいとお伝えしましたが、低い温度でも何回も熱を通すとダメージは大きくなります。
アイロンを当てる髪の毛量を少なくすれば、温度は下ても熱は浸透して綺麗に真っ直ぐ、またはカールがつきます。

・濡れたままアイロンを使わない
髪は濡れてる状態の方が熱によるタンパク変性を起こしやすいです。

なのでシャワー後や寝癖を濡らして直した後、髪が湿ったままアイロンを通すのは危険です。
しっかり乾かしてから使用するといいです。

・毎日使用しないようにする

アイロンを毎日使えば、その分使用回数が増えて髪の熱ダメージも蓄積します。
なので結ぶ日やお出かけしない日はアイロンはお休みしましょう

以上ブリーチした髪のアイロンを使用する上での注意点でした。

参考にして頂ければ幸いです。

それでは！