髪の毛の主成分"ケラチン"：2025年1月31日｜テン(Ten.)のブログ

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投稿日：2025-01-31 11:42:37.0

髪の毛の主成分"ケラチン": 今回は髪の毛を形成しているメインの成分ケラチンについて紹介します。
前回CMCは髪の毛全体の5%と説明しましたがケラチンは80%～90%を占めます！

ケラチンとは18種類のアミノ酸がくっついてできたタンパク質です。
18種類のアミノ酸の中でもシスチンというアミノ酸が多く含まれていて
このシスチンが髪の毛の強度や耐久性に大きく影響を与えています。
シスチン同士の結合（SS結合）を離したりくっつけたりすると髪の毛の形状を変化させることができます。
そうしてパーマや縮毛矯正などの施術が成り立っているわけです。

【ケラチンの役割】
・外部からのダメージ耐性（薬剤、ヘアアイロン熱..）
・キューティクル形成
・うるおい保持
・弾力を与える

【ケラチンが不足して起こること】
・強度低下
　→キューティクルから順にダメージを受けて耐久力が低下します。
・手触りの悪化
　→CMC不足よりも手触りが悪くなります。
・切れ毛の増加
　→強度低下の成れの果てです。ブラッシングやちょっとしたテンションがかかると簡単に切れてしまいます。
・過度な水分保持力、過度な乾燥
　→健康な髪の毛は水分を適正量に調整する機能が備わっています（今回は説明省きます）がダメージの進行で機能がうまく働かず水分を必要以上に溜めみ乾きづらくなります。乾いても広がりや乾燥した仕上がりになってしまいます。
【対処方法】
・ケラチン入りの商品で少しづつ補う
　→補修というよりも流出を防ぐ効果が高い。補修できたとしても外部メイン。
・サロントリートメントで補給する
　→内部、外部共に補修できる。疑似的に健康毛を作り出すことも可能。
・タンパク質やアミノ酸を食事やサプリで取り入れる
　→現状ダメージしている髪の毛には効果はないがこれから生えてくる髪の毛を健康的にできる。

ケラチンはしっかりと結合していれば簡単に流出しません。
アルカリ域での施術（薬剤を使った施術ほぼ全て）と加齢が主な原因となります。
年齢とともにケラチン量も減少しハリ、コシの低下やカラーやパーマの持ちが悪くなるなどの悩みが出てきます。
ダメージケア、エイジングケアにはケラチンは必須の成分になります。

ブログの文字数制限を迎えました..
後のブログでホームケア商品の紹介とTen.でのダメージ対策を説明したいと思います。