■北24条探訪第20弾■ 水煮牛肉？の巻：2025年1月26日｜ピュアラヘアー北24条店(Purer Hair)のブログ

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趣味・マイブーム

投稿日：2025-01-26 20:38:36.0

■北24条探訪第20弾■ 水煮牛肉？の巻: 「みずにぎゅうにく」ではありません。
れっきとした四川料理で、シュエイチュウニウロウと読みます。

北24探訪では、チェーン店さんはなるべく対象外にしようと思っていましたが
今回は気になるものがあったので！

松屋さんで今売っている「水煮牛肉」お持ち帰りで買ってみました。
水で煮てるなんてシロモノではありません。
写真の通り、真っ赤です！唐辛子ガッツリ！

チェーン店の海外系メニューは日本人向けにして食べやすくしてんでしょ？
なんて、侮って食べてみたら・・・

松屋本気じゃねーか！！！

容赦無い唐辛子の辛さ（辣）と花椒のしびれる辛さ（麻）！！
四川省の地元料理屋で食べた味そのもの！

そして辛い中国料理にはこれ
王老吉（ワンラオジー）！！

この独特な漢方っぽい風味の甘いお茶が辛さを和らげてくれます。
火鍋屋で中国の人が良くこれを飲みながら火鍋食べてます。

この水煮牛肉、麻（マー）と辣（ラー）のハードパンチを食らった後の奥に有る美味しさもちゃんとあります。
辛いもの好きはこれがクセになっちゃうんです。

ちなみにだいぶ辛いもの耐性ある方じゃないと食べれないと思われます。
辛いもの好きな方は是非、松屋の本気を食らってみてくださいませ。

～　水煮牛肉の発祥小話　～
北宋時代、四川省のとある町にある塩を精製する業者は、
塩水をくみ上げるために牛を使っていました。
その業者は日に日に業績が悪くなっていき、従業員の賃金も払えなくなってきました。
そこで塩業者は考えました。

「あまり動けなくなってきた老牛を賃金として現物支給してごまかせばいんじゃね？」

そうして老牛を捌いて従業員たちに差し出しました。
従業員たちは

「牛肉貰ってもなぁ」
「老牛だから美味しくなさそうだし」
「とりあえず固いから薄く切って煮てみる？」
「塩水ならいっぱいあるからこれで煮てみるかー」
「おっ！塩水で煮たら意外と臭みが消えて柔らかくなって美味い！！」
「唐辛子と花椒（ファージャオ）もぶち込んじゃえ！」
「むはーー！なまらうめえええぇぇぇぇえ！！！！」

こうして水煮牛肉は生まれ、四川の代表料理となったのでした。

ちなみに牛肉ではなく、魚を煮たものは「水煮魚（シュエイチュウユェ）」と言い
白身の泥臭い大型川魚が大変おいしい料理に仕上がってます。
こちらもオススメですよー。

★ ぺぬ ★