【吉kici船橋】ぬきっぱなしのブリーチデザイン：2025年3月16日｜吉船橋(kici)のブログ

吉 kici 船橋【キチ】

キチ　フナバシ

スマート支払いOK

スマート支払いの詳細を見る

千葉県船橋市本町１-11-14 MI本町ビル３F
京成船橋駅徒歩2分/JR船橋駅徒歩6分

吉船橋(kici)のブログ

おすすめスタイル

投稿日：2025-03-16 11:46:19.0

【吉kici船橋】ぬきっぱなしのブリーチデザイン: 吉kici船橋　佐々木です、
今回はカラーリングの話です。

カラーリングをするにあたって、一般的に大事といわれるポイントは
【色相】と【明度】と【彩度】です。

色相→何色かを表す部分
明度→色の明るさの度合い
彩度→色の鮮やかさの度合い

この3つの要素を軸に考えることで
お客様と私たち美容師の「イメージしている色」の誤差を減らすことができます。

たとえば、
【グレー】と一言でいわれても
お客様がどんなグレーをイメージしているのか、その一言だけではわかりません。

たとえばこんなグレーをイメージしていたとします。
色だけ見ると、これを見て【紫】という人もいるかもしれません。
写真を持ってきていても、質感や、光、機械の影響で色の見え方は人それぞれ違うので
それを擦り合わせる必要があります。

色の共有が終わった後は
お客様の現状の髪の毛の状態を確認します。

現状からその色にできるのであれば、問題ありませんが
希望色にするためには【彩度】も【明度】も足りない場合があります。

先に結果を提示することは説明
結果が出てから説明をすることは　言い訳
になってしまうので
その際は、代替案を提示させていただき、施術が始まります。

それを繰り返していくことで、扱いやすく、お客様のイメージに近いカラーを継続して楽しむことができます。

最初にのせた写真は実際に担当させていただいているお客様です。
ブリーチをしてホワイトブロンドに仕上げていますが、
もともとは高彩度、中明度のピンク系のカラーでした。

なにも染めていない黒髪の状態から染めるよりも
残留、ダメージが存在していた為、一度ではこの色にできないことを前回の施術の際に説明し、
段階を踏んでから今回、このデザインにすることができました。

私たちには、できることとできないことが存在します

最近はSNSでお客様側からの発信で美容室でのトラブルが拡散されることも少なくないように感じます

これは、SNSという切り取った側面からでしか判断できない為、第三者の私にはどこに原因があるのかはわかりません

ただ、実際に悲しい出来事があった、という事実はそこに存在しています

しっかりと周りを想い、それを伝え、誠心誠意対応する。

勿論、日々技術に疑問を持ち続けることは大切ですが、
本質にあることは忘れずに精進していきたいです。