キッチ(Kicchi)のブログ
こだわりの仕事道具
投稿日:2025-04-24 20:11:23.0
- スキバサミって、髪を傷めるの?
-
スキバサミは、髪を傷めるのか?!
その答えは、正解50%、不正解50%というところです。
包丁で言えば、玉ねぎのみじん切りを素直に細かく包丁で作っていっても間違いじゃないし、
縦と横に切り込みを入れてからみじん切りを始めると簡単にできたりだとか、
コツとか工夫で無駄を省き、
効率と完成度を高めるための先人の知恵が詰まっているのが技術なのでそこに間違いなどないわけです。
で、カットにこだわる美容師と、そうでない美容師で違うのは、カットプロセスをどう分解しているか、ということです。
私は、
1.ベースカット
2.質感カット
3.毛量調整カット
の3プロセスに分けて考えます。
(この3プロセスの中に、色々なノウハウを詰めています)
で、
1.ベースカットは、全体の外郭、髪の長さと段を設定し、シルエットを作っていきます。
2.質感カットは、毛先までの質感です。
質感の段階的に、しっとり、なめらか、しなやか、やわらか、さらさらの5段階。
見た目でも差がわかる部分はテクスチャといわれる部分です。
もちろん手触りも、髪の動き方も違います。
3.毛量調整カットは、必要ない部分や密に生えている部分の毛髪の塊のような部分を、
適度に除去することで、頭全体が均一な量に扱えるよう、部分的に施していきます。
人形の頭毛と違って、量が均一に生えていない人間の頭毛は、美容師の手で均一にしていかなければいけません。
この、2.質感カットに
スキバサミを使ってしまう美容師さんがいるので、
スキバサミはパサつく、
と思われてしまっているし
使い方次第では時短と、
今っぽい軽さを作り出せるのですが
毛先を均一に鋤いてしまうと、
特にクセが元々強い方などは、一本一本が自由に(人間の感覚としては不都合に)動き出し、手櫛が抜ける瞬間に、ざらついた質感になってしまうのです。
毛髪は、周りの毛髪と空気を読み合い、支え合ってクセが出たり収まったりします。
質感カットでスキバサミを多用する美容師は、現在の毛髪の状態でのハサミで切り落とした質感でのみ、判断するため、
現在ウェット→ドライ
もしくは、現在ドライ→ウェット→ドライ
のプロセスを超えると、それぞれの毛先までのクセが一斉に動き出すのですが、その想像ができていないと、ハサミを入れすぎる。
毛先の量は二度と帰ってきません。
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