2015 S/S 2015年のトレンドはこう変わる 有名サロン発ヘア流行通信

ショート推しの6人が語る2014年のトレンドはこう変わる!トレンド対談vol.1

ボブ推しが減りショート 推しが増えた2015年

古城隆さん(左)と宮村浩気さん(右)

 トップデザイナーの皆さんが提案してくれた今年のいちおしヘア。一番の特徴は、ボブを推した人がゼロになり、短め推しの皆さんは全員ショートの提案だったこと。
「ラインの強いボブは減って、表面にレイヤーの入った動きのあるスタイルがカッコよく見えそう(岡村さん)」「レイヤーを入れていきたい気分です。ぼてっとした重さがあると今年は古く見えるのではないでしょうか(浅沼さん)」「レイヤー系がオススメです。フレッシュでクリーンなテイストのファッションにも似合うと思います(古城さん)」という意見に代表されるように、今年は重めのボブよりも、レイヤーを入れたスタイルがトレンドの主流になりそうです。
 特に、前髪や顔周りにレイヤーを入れて動きを出すことがオススメのよう。宮村さんは「マッシュバングでフェイスラインにレイヤーを入れるのがいいと思います。シルエットは重めだけれど、フェイスラインだけは動いている感じ」。堀江さんは「シンプルなショートに、W バングなどのアクセントをつけると可愛い」というデザイン提案をしてくれました。
 前髪に遊びを入れたり、顔周りのレイヤーで動きを楽しんだり。今年の春ヘアは、フェイスラインのカットが鍵になりそう。

質感はドライor ドライミックスで決まり

堀江昌樹さん(左)と大野喜郎さん(右)

 レイヤーが復活となると、気になるのは質感です。「春夏のファッションはリゾート風の表現が多かったので、髪もあまり決めすぎないのが良さそう(大野さん)」「肌がほんのり透けて見えるフェイスラインのデザインがマイブーム(古城さん)」など、抜け感をキーワードにあげる人が多かった印象。
 岡村さんは「ウェットな質感が流行りに流行った昨年。今年は逆に、ダークトーンのドライな質感がいいと思います」とドライ質感をオススメ。
 また、浅沼さんのスタイルも、パウダーワックスを使ったドライな質感が目を引きます。
 一方「質感はドライ感とツヤ感を合わせたような感じ(堀江さん)」「重さが残りすぎるとあか抜けない印象になりそうなので、抜け感を出して、雑に仕上げるくらいの質感がいいのでは(大野さん)」という意見のお二人は、今回のヘア提案でも、ドライとウェットの質感が混ざったようなスタイルを提案してくれました。
 いずれにしても、昨年流行ったハードウェットな質感でショートヘアを仕上げると、今年は少し古く見えるかもしれません。短めは質感にもこだわって

カラーのキーワードは 抜け感と極細ハイライト

浅沼雄元さん(左)と岡村享央さん(右)

 ヘアカラーはほとんどの人が「透明感」「抜け感」を意識しているというアンサー。
「ヘアカラーはホワイティーアッシュがオススメ。透明感が出て、髪が柔らかく見えるから。どこか抜け感がある色がいいんじゃないかな(宮村さん)」「日本人の素髪感あるダークの寒色系か、逆にハイトーンの寒色系か。どちらにしても透け感がポイントです(古城さん)」というように、強すぎない色みが人気のよう。
 ハイライトやローライトなどのデザインカラーのオススメも今季の特徴。
 浅沼さんは「カラーでは極細ハイライトがいいんじゃないかと思います」、堀江さんは「カラーは極細のハイライト、ローライトを提案したいです。外国人風にしてナチュラルな中にコントラストをつけて」(堀江さん)とのこと。
 春の日差しにすけるような透明感あるヘアカラー&デザインに注目です。

  • model001
  • model002
  • model003
  • model004
  • model005
  • model006
  • HAIR TREND 2015
バックナンバー

春のトレンド対談Vol.1

ページトップ