ど～～でもいい話３９　～ホステスさんの膝～：2019年3月5日｜和整体院のブログ

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投稿日：2019-03-05 18:59:27.0

ど～～でもいい話３９　～ホステスさんの膝～: この時期になると確定申告のために
税務署に行くのですが
僕の行く税務署は小学生の時の通学路であり
高校生の時にも毎日通った道なのです
この道を通るたびに
懐かしさと恥ずかしさで不思議な気持ちになり
子供時代の思い出がよみがえるのです

この道は通学路なのに
途中に飲み屋街があり
当時は居酒屋やスナックがたくさんあり
子供の僕たちには不思議空間でした

高校生の僕は
このスナックの近くに自転車を止めて
バスで学校に通っていたのですが

ある日
自転車を止めていると
「も～やめてくださいよ～」
と言う女性の声が
声の方を見てみると
一人のホステスさんと
その腰にしがみつくオッサンが一人

高校生の僕は
「朝から何をしとんだ？あいつら」
くらいに思って見ていたのですが
あきらかにホステスさんは嫌がっている
「朝なんだから帰りましょうよ～」
「いいじゃないか～」

別に正義感が強いわけではないが
酔っ払いのオッサンにイラっとした僕は

ここは男として行かなければいけない！！

と思い鞄を自転車の横に置き
一歩前に出た瞬間
事件は起きたのです

「しつけーんだよ！お前！」の声とともに
膝から崩れ落ちるオッサン

僕は見ました！
膝です！
腰にしがみついていたオッサンの横っ腹に
膝です！
膝がオッサンのリバーにクリーンヒット！！！！
ホステスさん会心の一撃です！！！

悶絶しているオッサンに
さらにホステスさん捨て台詞
「お前のせいで帰れねーんだよ！二度と来んな！！」

今でもこの道を通ると思い出す
悶絶しているオッサンと
ホステスさんの膝と捨て台詞
そして意味の無かった僕の男としての気持ち

僕は大人になったら女性のいる店には行かない
と誓った高校二年の春

この税務署までの道を通るたびに思い出す
懐かしく恥ずかしい思い出