四国八十八箇所巡礼の旅：2015年3月25日｜整体サロンルミエール池袋のブログ

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投稿日：2015-03-25 17:00:15.0

四国八十八箇所巡礼の旅: こんにちは、林です。
先日、患者さんから、今四国八十八箇所を巡っていますとご連絡を頂きました。私は愛媛県出身なので、嬉しく思いました。
四国にいると「お遍路さん」と呼ばれる、巡礼の旅の方を良く見かけます。白衣(びゃくえ)に身を包み、金剛杖をついて回るのです。
四国の人にはこのお遍路さんを暖かく迎え入れる習慣があります。食事や寝るところを提供したり、休憩させ、お話を聞いてあげたりします。そういった雨しのぎの場所を「茶堂」と呼び、色々なところにあります。
さてこの巡礼、四国4県にまたがる88箇所、最長1400キロもの道を回ります。徒歩では40日はゆうにかかります。元来あの空海大師がたどった道を踏襲することで煩悩に打ち勝ったり、悟りを開こうとしたことが始まりのようです。人の煩悩とは40日くらい消えないということでしょうか。
霊場を参詣することを「打つ」と表現し、88フルに回ることを「通し打ち」、何回かに分けて回ることを「区切り打ち」、一つの県のみ回ることを「1国巡り」と呼ぶそうです。そして逆の順番にまわる「逆打ち」を閏年に行うとご利益にありつけるという言い伝えは有名です。
あまり知られてはいませんが、88箇所を回ったあと高野山に出向き、お札を納めると巡礼は完結となり、このことを『満願成就』と呼ぶのだそうです。そうたやすく使ってはいけない言葉なのです。
現在では、観光やお寺めぐりの一環としてライトな感覚で88箇所を巡る人が多いですね。良いことだと思います。四国には四国にしかない風景というか、匂いがあります。本州とは違う異国気分に浸って、是非讃岐うどんや四国の幸を召し上がりに来てください。そして遍路道を歩いて仏心に思いを馳せて下さい。今まで気づかなかった何かがそこにあるかもしれません。
わが愛媛新聞の読者投稿コーナーのタイトルは「へんろ道」です。編集者のニュアンスの伝わるタイトルだと思います。
さも詳しいかのように語っていますが、ほとんどの情報は某「めちゃんこ詳しく解説してくれる」サイトから頂きました。僕自身、四国88箇所、1箇所も行ったことはありません！でも四国の人間です。茶色い色のうどんは食べません。