色々事情はあっても。：2015年6月25日｜整体サロンルミエール池袋のブログ

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投稿日：2015-06-25 17:09:09.0

色々事情はあっても。: 1つのドラマが出来上がるのには様々な考え方や事情が混在してしまうので、本来作りたかったようには出来ないものだと思います。前回はさんざん酷評してしまいましたが、何だかもったいない気持ちもあります。次の放送まで1週間待ちきれない、そんなドラマがみたいのです。
さて、そんな私のドラマベスト3発表！
まずは「白い巨塔」（’03）。山崎豊子の一大巨編です。これはもう、キャスティングといい、物語の展開の仕方といい完璧です。野望を抱く主人公の唐沢寿明は当時一番油の乗っていた時期でしたし、その唐沢の迷走を必死に止めようとする友の江口洋介はこの役で新境地を開きました。その他西田敏行、石坂浩二など全登場人物が生き生きと演じていました。　ただしこのドラマはフジの特別ドラマでまぁお金のかけ方も半端じゃなかったという側面もありました。
次は「ドクターコトー診療所」（’03）です。　医療体制の整っていない孤島でのある医師の話なのですが、これがまた秀逸でした。南国の美しい風景に包まれながら、島で暮らす人々に混ざり、医療を通して人と人とのつながりを描いていきました。主人公の吉岡秀隆がこれほんとに地でやっているでしょう、って言うぐらいはまっていました。　言葉少ない吉岡が医師として、人間として、人とちゃんと向き合うようになっていくという見方も出来ました。　キーパーソンとなる子役が大人になってしまい、続編も終わりとなった、というぐらい、多くのファンに愛され、長きに渡り続編も出ました。じわっと泣ける、良いドラマ。いまだにたまに観ます！
最後のドラマはなんといっても「青い鳥」（’97）です。私の中では最高傑作です。　不倫、逃避行、自殺される、保護観察期間中の無断逃走とこれだけ見たらどうしようもない男の話なのですが、これがまたこの男役、豊川悦司がかっこいい！そして寡黙なのです。困っていた意中の女性を子供もろとも救い出して、新しい世界を作っていこうと当てのない、答えのない逃避行に繰り出します。もう格好良すぎです。　そして当然ながらそんなに世間は甘くありません。そんな社会的制裁も甘んじて受け入れるのです。「私が、したことですから」。　脇を固める、夏川結衣や永作博美のいじらしい演技も光りました。　あぁ　どうなってしまうんだぁ感がバリバリでした。もう5回は観ましたね。
というわけでベスト3でした。あぁまた字数制限が！