2015　夏、終わる：2015年8月21日｜整体サロンルミエール池袋のブログ

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投稿日：2015-08-21 19:42:27.0

2015　夏、終わる: 東海大相模が優勝して、夏の甲子園が終わりました。去年秋の神宮大会（新チームによる秋の大会）からチェックを始めて、春の大会、夏の予選と僕なりに分析を続けていました。東からは仙台育英、関東では健大高崎と東海大相模、中部では県立岐阜商、関西では智弁和歌山、九州では九州国際大付が評価が高く、中国と四国は突出した高校はなかったように感じました。
それぞれほぼ順当に勝ち上がり、とくに東海大相模は激戦地神奈川にあって、まったく他校を寄せ付けなかったのでした。

清宮というヒーローが現れ、しかも大注目の中打ちまくり、早稲田実業も「もっている」感じで勝ちあがり、今回の甲子園は例年になく盛り上がりました。
僕も（僕は毎年なのですが）極力試合をチェックし、毎晩熱闘甲子園を見て、豊島区では３０００番目くらいに詳しくなっていたと思います。
今の高校野球は、打撃力はどこの高校もかなりのものを持っています。差が出るのは投手力。東海大相模には頼りになる投手が2人いたことが大きかったと思います。今大会でもほぼ1人ずつ交代で投げ、体力温存に繋がりました。そして、このレベルの高い2人が競争しあうことでお互いにレベルを上げてきたのです。エースの小笠原は中学の段階ですでに日本一を経験していました。しかし、凄いと期待された選手がその後意外と伸び悩むケースは多々あるのです。慢心、怪我、プレッシャー、数多くの敵に打ち勝って、小笠原は優勝のマウンドに立ちました。1回戦で151キロを投げた時、慢心が広がりました。こんな気持ちでは打たれる。
その後小笠原はスピードに固執することをやめました。
決勝戦ですら、僕には7割くらいの力加減に見えました。打たれても打たれても淡々と投げました。
その姿に感動しました。
まぁ肩の力を抜いて140キロ後半を投げるのですから、化物高校生ですね。プロ向きですよぉ。脱力といえば、大阪偕星の光田もすごかったです。何かこう、ふにゃ～んと投げるんです。汗もかきません。バッティングでも、「そぉぉれぇ～」みたいな感じでヒットを打つんです。それであの大阪桐蔭を破ったんです！スゴイ。
他にも、名選手、名勝負たくさんあったのですが、マニアックになるので割愛します。

また来年、ありがとう甲子園！