夏を乗り切る！胃腸のツボ【足三里】：2023年7月10日｜コリとり名人癒庵のブログ

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投稿日：2023-07-10 16:32:20.0

夏を乗り切る！胃腸のツボ【足三里】: こんにちは。

癒庵スタッフのタカタです。

さて、だんだん暑さが厳しい季節になって参りましたね。

外が暑くなればなるほど、室内では冷房をかけていたり、口にするものもどうしても冷たいものが欲しくなりがちになってきたのではないでしょうか？

大きい声では言えませんが、夏は私自身も冷たい飲み物が好き！クーラーのかかった涼しい部屋が好き！です(^_^;)

しかしその昔、1700年も前に書かれた薬の本に、「傷寒論（しょうかんろん）」という本があります。
その中に、
「風邪をひいた時は桂枝湯（けいしとう）を飲んで、しばらくしてから熱いお粥をすすりなさい。生ものや冷たい食品は避けましょう」という文章があります。

冷蔵庫もない大昔ですら、「冷たいものは身体に良くない」「お腹は温めたほうが良い」と言っているのです。

となると、冷房や冷たい飲み物などが充実している現代人の体はどうでしょう？

お腹の冷えは夏風邪、下痢、食欲不振、倦怠感に始まり、頭痛、肩こり、耳鳴、めまい、頻尿など不定愁訴の原因にもなります。長引く五十肩や腰痛も、お腹の冷えからの治療が必要です。

そんな時に必ず治療に使われるツボが【足三里】といいます。

場所は、膝の皿の下、靭帯の外側にあるくぼみ（「犢鼻（とくび）」）から指幅4本分の所です。

【足三里】は、腹痛、下痢、嘔吐など胃腸の不調、膝痛や足のしびれなど足のトラブル、歯痛、歯槽膿漏などに効くとされています。

こういったツボを使った治療は昔から行われているのですが

江戸時代の俳人、松尾芭蕉も全国行脚中に使っていたようです。

「月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。…（中略）…笠の緒付かえて、三里に灸すゆるより、松島の月先心にかかりて云々…」。

今と違い、遠くへ行くにも自分の足のみ。

灸とツボを使って自分自身に活力を与えていたんですね！！

どうしても体が冷えがちな現代！
その分、ケアを心がけて健康な体づくりを意識していきたいですね^^

当店ではフットバスでじんわり足先を温めていただき、その後丁寧に足裏からふくらはぎまでを刺激してお体を癒していきます。

足の疲れ、胃腸の疲れが気になる、、、

そんな時は足ツボコース、オススメです！！

それでは読んでいただきありがとうございました。

ちゃお～( ^_^)/~~~