アサヒビール大山崎山荘美術館：2023年10月3日｜コリとり名人癒庵のブログ

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投稿日：2023-10-03 11:18:33.0

アサヒビール大山崎山荘美術館: 京都山崎にある「アサヒビール大山崎山荘美術館」へ行ってまいりました。

この美術館は、京都盆地の南西の端、桂川、宇治川、木津川の３つの川が合流する風景を望む天王山の麓にあります。

貯蔵品は、印象派の巨匠、「クロード・モネ」の作品。今回もこのモネの「睡蓮」を目当てに行きました。

四季を彩る庭園に佇む本館は、およそ100年前に建てられた英国風の山荘を復元したものだそうです。

イギリスの、《チューダー・ゴシック様式》をメインにしていて多くの梁と柱の間にタイルを配置しながら非常に特色のある建物。

また、左右非対称で急な角度と赤い瓦の屋根がとても印象的で素敵でした。

大山崎山荘は、大正から昭和にかけての関西の実業家「加賀正太郎」の別荘だったもの。

アサヒビールの社長と親交が深かったとされ建築物にも贈呈品がありました。

部屋も細部までこだわりを感じられる造りで、特に個人的には庭園が素敵でずっと眺めていたい気分に。

戦後、加賀正太郎が亡くなった後この建物は老朽化し取り壊されそうになったのですが、地元から保存を求める声が上がり、アサヒビールなどによって復元整備が行われた後の、1960年、美術館として開館したとの事。

本館では没後10年の吹きガラス職人「舩木倭帆」氏のガラス作品が沢山飾られており、どれもこだわりを感じられる素晴らしい作品達でした。個人的に素敵と思ったものがこの緑のガラス花瓶です。

本館と繋がるギャラリーは、建築家「安藤ただお」さんの設計。フランスのオランジュリー美術館を彷彿とさせる雰囲気の素敵な造り。その中にモネの「睡蓮」はじめ何点か印象派時代の作品が楽しめました。

近代建築の趣とアートを堪能した後は、2階のテラスでひと休み。
加賀正太郎がここからの景色を見て、イギリスのテムズ川を思い出したと言う眺望を、独り占め！

ここからの景色が本当に絶景で素晴らしかったです。

ここのテラスではお昼からビールも飲めます！
ワインケーキとアイスコーヒーをいただきましたがワインケーキはほんのりワインの香りがして美味でした。

京都の山崎にこんな素敵なところがあるのかと驚きつつ、また必ず来ようと心に決め帰路につきました。

興味ある方は是非！オススメ美術館でございます。
一度行かれてみてくださいませ^^