同意書は契約　（１／２）：2024年6月16日｜ラクビヨリ(楽日和)のブログ

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投稿日：2024-06-16 18:41:37.0

同意書は契約　（１／２）: 以前から書かなくっちゃと思っていたテーマです。

Hot Pepperで始まるサービスが、たまたま「キャンセル」と関連する内容だったので、早く記事を書かなきゃと思ったのでした。

皆さんに知っておいて欲しいのは、

『同意書は契約です』という事です。

通常、整体・リラクゼーションサロン・エステなどのお店を、ネットや電話で予約をすると、その時点で『契約が結ばれた』とみなされます。

でも、最近は来店時に『同意書』（承諾書も同類）にサインを求める店も少なくありません。

そういう店の場合、ネット予約だけでは『契約締結』にはなりません。

ネット予約はあくまで『来店の予約』となり、『商取引の契約』にはなりません。

整体・リラクゼーションサロン・エステなどの場合の『商取引の契約』とは、顧客側は『代金を支払う』という約束、店側は『施術を行う』という約束です。

来店後に『同意書』があるという事は、その同意書に書かれている内容に同意できない事もあり得ると言う事なので、『同意書にサインする』が『契約締結』の条件になります。

整体・リラクゼーションサロン・エステなどの『同意書』の役割は、店側の保身が多いです。

そして多くの『同意書』は法的効力を持っています。

ですので、顧客側はそれらを踏まえて、必ずしっかりと書かれている内容を読んで、顧客側が不利だと感じたら、もしくは納得できない内容だと思ったら、『同意書』にはサインをせずに退店する事をお勧めします。

僕の耳に入っている事例では、

〇「後日の身体の不調は、店側は責任を負わない」

店側の言い分もあるとは思いますが、「クレーマー対策」などと言ってる場合、誰がクレーマーか分かるのかな？って思いますね(-_-;)

真っ当な施術後の不調を訴えても、「当店のやった事ではない」と門前払いをされた方もいますので。

〇「施術内容を公言したら訴える」

「訴える」ってのは、もう論外ですね＼(^o^)／

しっかりと施術しているのであれば、その内容を公言されても何も問題はないハズですから。

「訴える」と脅している時点で、全然「安心」ではないし、違法内容や公序良俗に反した内容だとその同意書自体が無効となります。

（２／２へ続く）