《東洋医学blog 養生編》：2021年6月8日｜アジアンハーブスラゾーナ川崎店のブログ

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投稿日：2021-06-08 13:27:12.0

《東洋医学blog 養生編》: こんにちは♪ジアンハーブス新宿店の根村です
今回は我らがお馴染みの足つぼについて、改めてご紹介を致します。

◆足つぼ（足もみ）の歴史
４０００年前に中国には「観趾法」という書物があり　ここには、足の診かたなどが書かれていたと言われています。
当時、始皇帝が自身の足から健康を維持する為に考案されたという説もあります。
加えて足を揉む（刺激する）という行為は古代エジプトの壁画にも残されており、かなりの昔から愛されていた伝統療法です。
現在、リフレクソロジーや足ツボという様々なスタイルが生まれるきっかけになったのはアメリカ人医師のフィッツジェラルド氏が１９１３年に論文を発表したことにより、アメリカで東洋医学が発表され注目を浴びることになりました。

これをきっかけに　ヨーロッパで研究がされるようになり様々な形で派生をしていったという事です。
日本では「官足法」という名前で台湾式の足もみ（足つぼ）が広まりました。
ヨーロッパでは「リフレクソロジー」という英国式の足もみ（足つぼ）が流行していきました。

◆足つぼ（足もみ・リフレクソロジー）とは
「足つぼ」を一言で説明すると反射区を刺激して、身体の状態を改善する療法。
図のような足裏のエリアを色付けしている表を見たことがあると思いますが、これが反射区というエリアでこれを刺激していきます。

足つぼ＝東洋・西洋の文化でも健康療法として知られるようになりましたが、東洋と西洋の足つぼの違いを考えていきましょう。
・ヨーロッパ地域では痛みは悪と考えることもあり痛みの少ない施術方法
・東洋人は深く刺激をいれて効かせていく手法で、痛にの出る施術方法が一般的
・細かい部分の反射区のアプローチが異なる（大きな考え方は同じですが、細かい部分で異なります）

足つぼの効果は、
・副交感神経が優位になり　リラックス効果が高まる、眠りの質が良くなる
・体にだるさを感じられている方には神経伝達物質や血流がよくなり、元気になる
・足裏の形が整う（足裏のアーチをしっかり作ることによって美しく正しい姿勢に繋がります）
・血液、リンパの流れが活発になり、人間が本来持っている自然治癒力を高める

やっぱり4000年続くには訳がありますね。