一日一万歩　人それぞれで歩数は変わる：2022年9月7日｜大川カイロプラクティックセンター北千住西口整体院のブログ

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投稿日：2022-09-07 16:40:18.0

一日一万歩　人それぞれで歩数は変わる: みなさんは一日に何歩程度歩いていますか。

一日一万歩という言葉は、いつから言われるようになったか、誰が提唱したか意外と知らないのではと思い、まとめました。

厚生労働省が、2000年に提唱した国民の健康を増進するための指針「健康日本２１」の中で、身体活動や運動に対する意識の向上を目的として、一日一万歩があります。

日常生活でできる運動として歩行をすすめており、一万歩の根拠は下記のとおりです。

■1日1万歩の根拠（健康日本２１のページから抜粋）
　海外の文献から週当たり2000kcal（1日当たり約300kcal）以上のエネルギー消費に相当する身体活動が推奨されている)。歩行時のエネルギー消費量を求めるためのアメリカスポーツ医学協会が提示する式を用いて、体重60kgの者が、時速4km(分速70m)、歩幅70cm、で10分歩く(700m、1000歩)場合を計算すると、消費エネルギーは30kcalとなる。つまり1日当たり300kcalのエネルギー消費は、1万歩に相当する。

一日一万歩は計算上出されたものであくまで理想的な目標です。

提唱された時も、1日1万歩以上歩いている人は男性29.2％、女性21.8％で(平成9年度国民栄養調査より)なかなか達成するには難しい数字です。

生活習慣の発症を予防するのに、週当たり2000kcalの運動をすればいいということですので、歩行運動だけにこだわる必要はありません。

また健康で若い人とひざに痛みを抱えている人、年配の人…それぞれ歩行できる数は変わります。

たとえば変形性膝関節症を抱えている人はひざ軟骨の損耗を防ぐために一日6000歩程度に抑えた方がいいと言われています。

歩行はスピードや長い距離より、歩幅を意識してゆったりとしたペースで、その日の体調にあわせて歩く距離を変えていけば、体に良いウォーキングが無理なく継続できるでしょう。

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