唇の皮膚の特徴『魅力的な唇を手に入れよう』第1話：2022年2月24日｜ソワベル(トータルエステティックサロン Soie Belle)のブログ

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ビューティー

投稿日：2022-02-24 13:12:14.0

唇の皮膚の特徴『魅力的な唇を手に入れよう』第1話: 　人と会話をする時、つい視線を注いでしまうのが相手の“唇”。
顔の中では“目”に次いで、第一印象を大きく左右するパーツといえます。
くちびるは私たちのカラダの中で唯一「皮膚と粘膜の間」という、あいまいな存在です。
今日は唇について、お話しします。

　まず唇は上唇と下唇に分けられています。
上下でひとつ、と捉えられがちな唇は、実は発生の起源が違います。
上唇は皮膚の延長上からできていて、皮膚の構造と似ています。
下唇は口内の粘膜の延長として成り立っていて、皮膚よりも粘膜に近い発生起源を持っています。
上唇と下唇は発生の起源が違うので、特徴がちょっと違います。
上唇よりも下唇の方は赤い方が多いです。
下唇は口腔粘膜の延長なので、粘膜に近い形をしています。
毛細血管が浮き易くて赤みがより出やすいので、上下で唇の色が違うのも当然といえます。

　唇の皮膚の特徴は他の部位の皮膚と違って角質層が非常に薄いため、
水分をためにくく、また皮脂を分泌する皮脂腺や汗を分泌する汗腺がないため、
皮脂膜もありません。
そのため、皮膚のバリア機能が低く、水分が蒸発しやすくなっています。
と言うことは、バリア機能低い唇は外的刺激を受けやすいですし、
内側の水分どんどん蒸発していきやすくなっていますので、
唇がカサカサになりやすいのです。

　ただ、唇は年配の方より若い人の方がカサつきを起こしやすくなっています。
その理由は、歳がいくと唇の角質の新陳代謝（タウンオーバー）が落ちて、
若干角質が厚くなり易いのです。
他の肌だったらゴワツキになってしまうのが普通ですが、
唇の場合はもともと角質が凄く薄いので、
厚くなると逆にバリア機能がアップし、
内の水分が出にくくなることで、
若い頃に凄く唇のカサつきが気になっていた人も、
実は歳がいくとカサつきがあんまり気にならなくなります。
その代わりに年齢がいくと、特に下唇の毛細血管が少し澱んだような唇の色となり、
さらに唇のコラーゲンやエラスチンなど弾力のある成分が年齢と共に壊されてしまうので、
唇も薄くなり、薄く萎んでくると縦皺が起こりやすくなっていきます。

　唇は萎んでくるのが年齢的な原因もあれば、紫外線による唇のコラーゲンやエラスチンのダメージも大きい要因となっています。
唇にもU Vが入っているリップクリームを毎日使うことをお勧めします。