左の腰がいつも調子が悪い方（痛みは強くない）：2017年6月28日｜キヅカイロプラクティックアネックス(KIZU ANNEX)のブログ

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投稿日：2017-06-28 16:07:56.0

左の腰がいつも調子が悪い方（痛みは強くない）: おはようございます。

ぎっくり腰の経験はあるが、ここ数年は強い痛みもない。
でも、いつも重くて調子が悪い。
こんな症状の方は多いのではないでしょうか？

こういった方に共通しているのは、
腰でとても重要な筋肉である
多裂筋（上記画像）への負荷が強くなっていることです。

多裂筋は腰を支える重要な筋肉です。
腰を安定させる要素は、他にもたくさんあります。
それらが崩れることで、多裂筋だけが頑張らなければいけない
状況のなってしまいます。

これが慢性的な腰痛につながります。

腰を安定させる要素として下記があります。

・背骨と骨盤、股関節を安定させる大腰筋
・腹圧で腰を安定させる外腹斜筋
・猫背の姿勢に関わる、上半身の前鋸筋、肩甲下筋

そえぞれの関係性（バランス）が崩れ、
結果的に多裂筋への負荷が増大してしまいます。

長時間のデスクワークが多い人は大腰筋が縮まります。
猫背になることで腹圧は落ちます。
また、肩が巻き肩になることで、
肩甲下筋、前鋸筋が縮まり、
前鋸筋とつながっている外腹斜筋が引っ張られ緊張します。

こういった一連のアンバランスが、腰の不安定を引き起こします。
多裂筋のみが頑張り、疲労が溜まり力が発揮できなくなります。
そうなると、いつぎっくり腰がきてもおかしくないような感覚をもたらします。
常に不安感が付きまとうのです。
経験者なら良く分かる感覚だと思います。

腰にいつも違和感がある方は腰の筋肉ではなく、
大腰筋、腹筋、肩甲骨周り、背骨などを
改善させることが必要かもしれません。

院長　近藤信男

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