慢性的な背中の凝りと痛みを訴える方の症例：2023年10月13日｜キヅカイロプラクティックアネックス(KIZU ANNEX)のブログ

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投稿日：2023-10-13 12:26:01.0

慢性的な背中の凝りと痛みを訴える方の症例: （症　状）

38歳　女性　デスクワーク
ここ5～6年ほど、肩甲骨と肩甲骨の間に慢性的な痛みがある。
普段はコリの様に感じる程度だが、週末に近づくと、頭痛が出る事が多く背中の痛みも強くなってくる。
悪化すると、息苦しさを感じることもあり、頭痛の頻度も増す。

（分　析）

検査時、猫背になっており、頭を支えるために頚部から背中の筋群は強く緊張していた。
また、首を後に倒すと、首の痛みにともなって背部にも痛みがあった。

（施　術）

構造的な負荷の掛かっている筋群の緊張を緩和するために姿勢、猫背を修正するようにアプローチを行った。
初回の施術後には首を後ろに倒しても痛みはなくなっていた。
同時に構造的な問題に対処するために、普段の姿勢、デスクワーク中の座り方、エクササイズなどをフォローした。
初回の施術から一ヶ月後には背部の痛みは7割程度、頭痛は出なかった。

（考　察）

デスクワークといえば肩こり・・・ではなく、今回は背部の凝りと痛みでした。
肩こりも多い症状ですが、肩甲骨と肩甲骨の間の凝り、痛み、苦しさを訴える方も多く、今回のように肩を通り越して、頚部や頭痛に繋がる事もあります。
肩も自覚症状はなくても、実際は関節の動きも悪く、筋肉も過緊張しています。
また、息苦しさといった症状しか出ないこともあります。
こうした場合は、背中は慢性的に苦しいものの、たまに感じる息苦しさと背中の問題が繋がっていると考えていない事が多い様です。

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