チネイザンまにあその15 ～お花畑大腸～：2021年5月12日｜タイ古式マッサージ空クウソイテラマチ(Koo Soi Teramachi)のブログ

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プライベート

投稿日：2021-05-12 13:50:48.0

チネイザンまにあその15 ～お花畑大腸～: みなさんこんにちは！
前回からの大腸編、今回は大腸の中で繰り広げられる細菌ワールドを見ていきましょう！

「腸内フローラ」
最近よく耳にしますよね、可愛らしい名前ですが？( ´ ▽ ` )なにもの？
正体は小腸の終わりから大腸にかけての腸壁にびっしりいる細菌達。
仲間同士お花畑のようにひしめき合ってる様子から「フローラ」と名付けられたそうです。
私たちの体は約40兆個の細胞からできているのですが、腸内細菌はそれよりも多く100 兆個ともいわれているんです。なるほどお花畑になる訳ですね(´ー｀)
そしてこの腸内細菌には3つのタイプがあります。
前回も登場～善玉菌、悪玉菌、日和見菌です。

この細菌たちのお仕事は基本的には一緒です。
「食べ物(未消化物)を食べて分解する」こと。
違いはこの分解によってできた物が私達の身体にとってよいのか悪いのか。
良いのが発酵、悪いのが腐敗という捉え方をしているんですね。

まずは我らのヒーロー「善玉菌」
植物繊維をエサにして酢酸や乳酸といった「短鎖脂肪酸」という物質を作ります。
この酸は腸壁を刺激して排便を促進したり、免疫細胞を活発にさせたり、悪玉菌の働きを抑えたりと腸内の環境を良くしてくれる有難～い菌です(^ ^)

さて、、続いてはいつもたたかれてしまう悪玉菌　
脂肪や動物性タンパク質をエサにして悪臭のガスや毒素などを発生させてしまうから仕方ない。
そう、うんちの臭い元でしたねー(>_<)
これらが腸管から吸収されると血液の流れに乗って内臓に負担を与えたり老化を促進させたりします。

そして、一番読めないやつが日和見菌。
善玉にも悪玉にもなりうる存在で、善玉菌の勢いがよい時は発酵の働きをし、悪玉菌が多くなると一緒になって腐敗の働きをするというのです。
何とも、、
"長いものに巻かれろ"タイプですねー。
個人的には苦手です(⌒-⌒; )
この腸内フローラのベストなバランスは、善玉菌2割、悪玉菌1割、日和見菌7割といわれています。
でも、ストレスや動物性脂肪が多い食事、加齢などによってバランスが乱れると悪玉菌が優勢に。。便秘や下痢などの原因になります(>_<)
そうならないためには、やはり善玉菌を増やすのがベスト。悪玉菌はアルカリ性好きで酸性だと死んでしまうそうです。植物繊維を多く摂り酢酸で腸内を酸性にしたり、発酵食品で善玉菌を補充して悪玉を追っ払いたいですね(^-^)