妊活セミナー報告 3：2017年4月9日｜めぐるからだのブログ

めぐるからだ

メグルカラダ

即時予約OK

ポイント加盟店

メンズにもオススメ

リラク
エステ
整体・カイロ
リフレッシュ

東京都中央区月島４丁目１１－６プランタン月島７０１
有楽町線月島駅　10番出口より徒歩3分　都営大江戸線勝どき駅　Ａ2b出口より徒歩5分

めぐるからだのブログ

ビューティー

投稿日：2017-04-09 15:07:01.0

妊活セミナー報告 3: 最近お客様の中にも多い「子宮頸部高度異形成」。
「癌」ではないのですが、「子宮けいがん」になる可能性のある病気で、子宮頸部の細胞が正常ではない形態になっている病気です。これは、今回のお話とは少しそれますが、「子宮頸部高度異形成」は子宮頸管粘膜もかかわっているのではないでしょうか。

まず「子宮頸管」の場所。

膣の奥にあり、そのもっと奥に命を宿す「子宮」がありますね。
膣や子宮頸管、膣の中は細菌やウイルスが侵入しないように酸性度の高い状況で守られています。が、これは精子にとっても過酷な環境。なので、精子は前立腺でつくられたアルカリ性の液体をまとって放出されます。

それだけではなく、排卵直前には子宮頸管もまた、精子を出迎えるためにアルカリ性の粘液を分泌するのですが、これが「子宮頸管粘液」なのです。

そもそも、粘液とは、粘膜の表面を覆っている液体で、ウイルスやホコリ・花粉などあらゆる極小の外敵から私たちの身体を守ってくれています。この粘膜が弱ると、当然身体に様々な異常をきたしてしまいます。なので「粘膜・粘液＝免疫力」と言われていたりもするのです。

そして今回のお話の最大のポイント。

「子宮頸管粘液」が充実している身体づくりが妊娠率を高めるということ。
なぜなら、子宮頸管粘液が精子と卵子の出会いを助けてくれる、外敵から守ってくれる。

そして、この「子宮頸管粘液」を出すように指令しているのがやはり視床下部であり、下垂体なのです。ホルモンバランスが出てくるのですね。。

なんでも「ホルモンバランス」。
たどり着くのは「ホルモンバランス」。
（排卵前なので女性ホルモンのうち「エストロゲン」に大きく影響されます。）

このセミナーはとても勉強になり、知らなかったこともたくさん知れました。

妊娠希望の方は今から養生することをすすめます。
それは体温を上げる事だったり、ホルモンバランスを整える事だったり、食事の改善だったり。
（詳しく聞きたい方は店頭で！）

余談ですがクロミッド（排卵誘発剤の一種）は子宮頸管粘液の出を悪くさせてしまいます。
排卵障害のある方で妊娠希望の方は別の治療があるようです。

長くなりましたが、妊娠はあらゆる奇跡の重なりなんですね、ホントに。
普段の生活習慣や養生がどれだけ大事か。