1日に飲む水分量のベストは？：2018年5月9日｜めぐるからだのブログ

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投稿日：2018-05-09 12:57:34.0

1日に飲む水分量のベストは？: 「現在、あなたは水分を摂り過ぎですか？それとも少な過ぎですか？」
こんな質問されると、「そういえば自信がない・・・。」と答える人は少なくないはず。

漠然と熱中症予防やデトックスに期待して、「たくさん飲めばいい。」と思いがちに。

東洋医学では、水分が滞ってる状態を「水滞」といいます。
植物に水をあげすぎると根腐れすると同じで、人間にも影響を与えます。

では、どのくらいがベストなのか書きますね。

まず、1日ですどのくらいの水分が体外に出ていくかを整理します。

・皮膚(汗) 約600ml
・肺(息に含まれる水蒸気) 約400ml
・排泄物(小便、大便) 約1100～1600ml

これら合わせると、1日に身体から出る水分は約2100～2600mlになります。

この量と同じ摂取量だとバランスがいいということになります。

まず、約300mlは代謝水といって、栄養素が体内で利用される際に水分ができます。

この他では、ご飯や野菜など食べ物にも水分が含まれます。これが約800ml。

ということは、残りは約1000～1500ml。
これを水やお茶などで摂取するとベストです。

(※腎臓に疾患がある場合、母乳を与えている時期などはお医者さんから2000ml以上飲んでくださいと言われるケースがあります。その時は摂取した水分が滞らないように、身体を動かしましょう。)

たくさん水分を摂り過ぎても、腎臓の濾過能力は変わりません。おしっこの量は増えるかもしれませんが、濃いか薄いかの違いで、デトックス能力は一緒だと考えられます。

そして、摂取した水分が自動的に、体内に浸透するわけではありません。
胃や腸が吸収しています。温かい状態の方が活発な為、冷たい飲み物だと冷え、吸収能力が落ちると考えられます。
その結果、胃腸に水分が貯まったままになるか、下痢として、体内に排泄されます。やはり、温かい飲み物がオススメです。

冷たい飲み物が欲しい時ありますよね。
火照りがある時などは冷やしたい。あとは、爽快感があったり、緊張を和らげたりします。これらの用途では冷たい物でもＯＫです。出します。但し飲み過ぎないこと。

さて、今日も寒いですね。
こんか時は温かい飲み物でリラックスしましょう！