「くすぐったい」は身体が発する危険信号。：2023年5月18日｜大川カイロプラクティックセンター千歳烏山整体院のブログ

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サロンのNEWS

投稿日：2023-05-18 19:01:44.0

「くすぐったい」は身体が発する危険信号。: こんにちは、スタッフの田邊です。

先日、ネットの海を泳いでいたらこんな内容の記事が。

「『なぜ人は笑うのか？』を解明する研究が発表。笑いは周囲への『警戒解除信号』である。」
（参考：https://nazology.net/archives/115386）

あっさり中身をお伝えしますと、「人の笑いは危険が去ったことを周囲に知らせるためのもの。また、人間以外の類人猿・犬・ネズミ等の動物においても『笑い』に似た発声は見られる。」
とても興味深い内容です。

そもそも人がくすぐったさを感じる部位はほぼ決まっています。
それは、首・脇の下・わき腹・手の平・内もも・足の裏の6カ所です。
これらに共通するのは感覚神経が集中していることです。

・うなじ、わき、内もも……表面近くに太い動脈や静脈などの血管が走っており、急所となっている。
・手の平、脚の裏……怪我をすれば生命活動に関わるため、感覚神経が発達していったと考えられている。
・わき腹……四足歩行から二足歩行へ進化するにつれて骨が退化した部分。物理的な保護が薄いため、異変に気付くよう感覚神経が発達したと考えられている。

上記研究によれば、人がこれらの部位をくすぐられて笑うのは、「危険な部位を触られているが問題ない」という信号を発するためだと考えられます。
自分で上記の急所を触っても笑いが起きない（くすぐったくない）ことにも、上記説明で合点がいきます。

本題に戻りますが、人の筋肉において緊張した状態が長い期間続くと、”強いコリ”から”痛みが発生する”のを通り越して、”くすぐったさ”へと変化することが知られています。
かくいう私も、整体業界に入った時、練習のため触られた腰がくすぐったすぎてあまり練習にならなかったのを覚えています。練習の中で施術してもらううちに痛みに変わり、今ではなんともなくなりましたが。

急所でもない部位がなぜくすぐったいのか。
つまり、「触られて問題ないが、危険な部位である(となってしまっている)」という事ですね。

これを読んでいる方や、周りの方で、
首や脇の下ではない部分を触られてくすぐったがる方はいませんか？
それ、身体が危険信号を発しているかもしれません。
当院では背骨の調整を行い、身体の緊張を根本から取り去る治療を行っています。
そのままほっておかず、是非当院へ一度お越しください。