【30代女性☆原因不明の肩の痛み改善レポート♪】：2022年11月4日｜アキハ(AKIHA)のブログ

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投稿日：2022-11-04 08:59:22.0

【30代女性☆原因不明の肩の痛み改善レポート♪】: みなさん、こんにちは♪

「マニュアルフィジオサロンあきは」のブログをご覧いただき誠にありがとうございます。

身体の痛み治療のスペシャリスト
“認定徒手理学療法士”の齋藤賢一です。

今回ご紹介する症例は、
【30代の女性】で、販売員のお仕事をされているクライアント様です。

１ヶ月前から続く原因不明の左肩の痛みにお悩みでした。
特に負担をかけた記憶はないし、明らかなきっかけもなく痛みを発症したとのことでした。

ただの肩こりとは違うし、肩を動かすと引っかかるような感じで痛いということでした。

『整形外科に行くほどではないけど、いつまで経っても治らない！？』
ということで当サロンを受診していただきました。

身体機能評価で詳しく検査をすると、
静的な立位姿勢は左肩が下がっており、右に比べて肩甲骨が低い位置にありました。
肩関節挙上動作の最終域で痛みと引っかかり感が再現され、それ以外の動きは特に痛みも制限もありませんでした。

姿勢と動作の確認から、
セラピスト齋藤は“ビビッ”と来ました！？

直感を信じて、試行的な施術として、
左の肩鎖関節（鎖骨と肩甲骨の間の関節）に対する徒手療法テクニックを用いて関節の動きを引き出してみました。

すると、、、
面白いことに、これだけの施術で挙上動作時の痛みが完全に消えてなくなりました！！

これには、クライアント様もビックリした表情で？？、「たったこれだけで治ったんですか？？」という反応でした。

『はい、治ったんです！！』

肩鎖関節障害による肩の痛みは、コンタクトスポーツや転倒などによって、肩を打ったりすることで発症しやすいものです。

でも本症例にはそのようなきっかけはありませんでした。

よくよくお話を伺うと、癖で寝る時はいつも左側を下にして寝つき、目覚める時も必ず左が下になっているということでした。

もしかしたらそれが痛みの発症に関係していたのかもしれません！？
下になった側の肩鎖関節は圧迫されやすいために関節がこわばり、肩甲骨が低い状態で固定され痛みに繋がったと思われました。

肩鎖関節による肩の痛みは、
肩の最終挙上位で痛い、
腕を交差する動きで痛い、
手を腰から背中に回す動きで痛い、
という特徴があります。

是非ご参考になさってくださいね。

理学療法士
齋藤賢一