【40代男性☆朝起床時の首痛改善レポート♪】：2022年11月11日｜アキハ(AKIHA)のブログ

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投稿日：2022-11-11 08:16:40.0

【40代男性☆朝起床時の首痛改善レポート♪】: みなさん、こんにちは♪

「マニュアルフィジオサロンあきは」のブログをご覧いただき誠にありがとうございます。

身体の痛み治療のスペシャリスト
“認定徒手理学療法士”の齋藤賢一です。

今回ご紹介する症例は、
【40代の男性】で、建築業のお仕事をされているクライアント様です。
１ヶ月前の朝の起床時に首痛を発症し、それ以来、毎朝のように首の痛みが続き、とてもストレスになっているとお悩みでした。

身体機能評価では、
首（頚椎）の屈曲動作で、首の右側に痛みを生じ、伸展動作では逆に左側に痛みを生じていました。
屈伸や側屈動作ともにすべて可動域の制限が認められましたが、特に首の回旋動作の制限が強い状態でした。

身体機能診断としては、
『頚椎の関節運動機能障害による首痛』と判断することができました。

ここで、本症例のポイントを一つご紹介します！

首の痛みの場合、一般的には、いずれかの運動方向に限って、右か左のどちらかが痛いというのが普通です。

本症例はどうでしょうか！？
どの運動方向も可動域が制限され、右も左もどちらも痛いという状態でした。

ということは、
首痛の原因が複数箇所ある可能性が高いということです！！

後頭部と首（頚椎）の連結部分を含めて、頚椎は全部で16個もの関節で繋がっているので、障害が複数存在しても不思議ではありません。

そこは、熟練の触診技術と他動運動検査によって、どこの関節が？、どの方向に制限されているか？、を確認していきながら原因を特定していきます。

本症例は、
第2と第3頚椎の右椎間関節と第5と第6頚椎の左椎間関節にそれぞれ硬さと肥厚が確認でき、それが痛みの原因になっていました。

徒手療法（マニュアルセラピー）によって、
それらの関節運動を引き出すための高度な関節モビライゼーションテクニックを用いて施術することで、即時的に関節可動域が改善し、動きに伴う首痛の緩和が得られました！

施術前後で可動域が大きく変わったため、クライアント様も
『こんなに首って動くものなんですね！？』
とビックリされていました。

寒くなってきた今の時季の朝は要注意です！！
布団の中で縮こまった状態から起き上がる時などに“ギックリ首”を発症しやすくなります。

首の痛みでお悩みの方は、お早めにご相談くださいね♪

理学療法士
齋藤賢一