【50代男性☆腰のヘルニア術後の姿勢が改善♪】：2023年5月6日｜アキハ(AKIHA)のブログ

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投稿日：2023-05-06 12:51:37.0

【50代男性☆腰のヘルニア術後の姿勢が改善♪】: みなさん、こんにちは♪

「マニュアルフィジオサロンあきは」のブログをご覧いただき誠にありがとうございます。

身体の痛み治療のスペシャリスト
“認定徒手理学療法士”の齋藤賢一です。

今回ご紹介する症例は、
【50代の男性】で、1年半前に腰椎椎間板ヘルニアを発症し、強い坐骨神経痛を生じていたために、1年前に手術を受けたクライアント様です。

術後は腰痛や坐骨神経痛が改善したため、特にリハビリを受けることはなく普通の生活を送っていましたが、身体がどんどん硬くなり、腰はパンパンに張り、股関節がとても硬くなったと自覚していました。

そのため、体育座りができなくなり、正座の保持もきつい、そして趣味の水泳も再開できないと困っていました。

『痛みがなくなって安心していたものの、身体の調子が戻らずどうしてよいのか分からない』
とのことで、当サロンにお越し頂きました。

身体機能評価では、
立位の姿勢分析で、腰が引けてややかがんだ姿勢となっており、正面からの観察では、骨盤が左に偏位（シフト）し“く”の字の姿勢になっていました。
他動運動検査では、腰椎と骨盤の連結部がとても硬くなっており、腰を反らせる伸展可動域は著明に制限され、左右の股関節もとても硬く動きが制限されていました。

身体機能診断としては、
『腰椎の伸展運動機能障害と腰部-骨盤-股関節複合体の運動機能障害による不良姿勢』
と判断することができました。

本症例における改善のポイントは何だと思いますか？
なぜ痛みはなくなったのに真っ直ぐに立てないのでしょうか？
水泳を再開するために必要な機能は何でしょうか？

ポイントは、
“く”の字の改善です！
＝「骨盤のシフト」の改善ということです。

これは、ヘルニアによる疼痛回避姿勢が習慣化してしまった結果であると捉えることができます。

徒手療法×運動療法によって、
徹底的に徒手テクニックによって、関節や筋肉の硬さを取り除くとともに、骨盤のシフトを修正するための腰椎伸展エクササイズやストレッチを処方させていただきました。

施術後の姿勢を再評価すると、
横から見ても、前から見ても“く”の字は改善し真っ直ぐな立位姿勢が取れるようになりました！
股関節の硬さも取れたため体育座りも苦も無くできるようになりました！

近々水泳も再開していけるでしょう♪

術後のリハビリもお任せを！