過少月経・月経痛のナチュラルホームレメディ：2022年5月3日｜サント(santo)のブログ

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投稿日：2022-05-03 10:11:42.0

過少月経・月経痛のナチュラルホームレメディ: こんにちは。京都アーユルヴェーダサロンsantoのセラピスト木下です。ブログをご覧いただきありがとうございます。

前回のブログで月経の特徴と悪化しているドーシャの関連についてご紹介しました。

今回は、主にヴァータの悪化を原因とする月経不調について、改善のためのナチュラルレメディをご紹介したいと思います。

アーユルヴェーダでは、「アルタヴァ・クシャヤ」という言葉で大まかに「過少月経」を表しますが、これには、
・月経が無いまたは予定よりも遅れる（無月経）
・体内では出血している=月経は起きているが体外へ出血しない（潜伏月経）
・月経回数が正常より少ない（希発月経）
・月経痛（月経困難症）
が含まれます。

ここでご紹介するのは「アルタヴァ・クシャヤ」改善のためのレメディになりますので、月経の周期や回数に限らず、月経痛にお悩みの方もご参考頂ければ幸いです。

1. 人参スープを日常の食事に取り入れて定期的に飲む

2. アジョワンシード5gをホットミルクと一緒に寝る前に飲む

3. アジョワンシード小さじ1/2と水１カップを鍋に入れ、水の量が半分になるまで煮詰めたら(沸騰してから３－4分でもOK）濾して飲む。少し冷めたら蜂蜜を加えても◎

4. 黒糖40gを鍋で加熱して溶かし、すり黒胡麻10gと水2カップを加える。水の量が半分になるまで中火で加熱。温かいうちに飲む。生理予定日前の７日間、毎日飲むと◎

☆サロンでアジョワンシードおすそ分けできますのでご希望の方はお声掛けくださいませ。

これらはプラスアルファのレメディですが、その前に原因となっているヴァータを悪化させる食事や生活習慣を避けることが前提になります。

"パサパサ・サクサク・カリカリ"の乾燥して軽いもの、冷たい食べ物・飲み物、アルコール・カフェイン・炭酸は控え、温かくしっとり水分と油分(ギーやごま油が◎)をしっかり含む食事を心がけましょう。

極端に空腹時間が長くならないよう、適度に甘味の間食(デーツや蜂蜜やプリンが◎)を摂りましょう。断食は×です。

できるだけ毎日お風呂に浸かって体を温め、10分でも早く寝ましょう。

バタバタ・せかせかしないよう余裕を持たせたスケジュールで(詰め込まない)、歩く・食べる・話すなどの行動をゆっくり行うよう意識してみましょう。