「見る」とは？目に宿るピッタの２つの働き：2022年9月3日｜サント(santo)のブログ

アーユルヴェーダプライベートサロン　santo

アーユルヴェーダプライベートサロン　サント

即時予約OK

ポイント加盟店

リラク
エステ

京都府京都市下京区油小路通下魚棚下ル油小路町296　グリュートルチェ油小路1B
京都駅烏丸口から徒歩8分/京都市バス「七条堀川」徒歩３分

サント(santo)のブログ

ビューティー

投稿日：2022-09-03 10:38:01.0

「見る」とは？目に宿るピッタの２つの働き: こんにちは。京都アーユルヴェーダサロンsantoのセラピスト木下です。ブログをご覧頂きありがとうございます。

昨日、年１回の眼科検診に行ってきました。
子供の頃から近視が強く「見えない」ことが大きなコンプレックスで、様々な場面で不便を感じていた私は、８年前にICLという眼内レンズの挿入手術を受けました。それから毎年検診を受けています。
私は近視を矯正してしまっているからか、老眼の始まりが早いようです…。先生には「老眼の進行を遅らせる方法はない。抗わず必要な時に眼鏡をすれば良い。」と言われましたが、なかなか自分の目の老化を受け入れるのは辛いものです。今更だとわかっていても「何かできることはないか？」と考えてしまいます。

ところで、目が「見る」という機能を果たすために働くエネルギーを、アーユルヴェーダでは「アローチャカ・ピッタ」という火のエネルギーだと言います。

火はエネルギーそのものの象徴であり、また光の象徴でもあります。
「見る」という働きは「光と結びつく」ということなので、そこにはピッタが必要になります。

一般的に「見る」というと、外側の世界の光と結びついてそこにある対象を認識する「見る」、つまり物質的な目(と脳)の働きを表しますね。

しかしアーユルヴェーダは、アローチャカ・ピッタにはもう１つの「見る」役割があると考えています。
それは、いわば"心の眼"で「真実が何か・何が正しいのかを見定める」というものです。
日本語でも「視野」というと、物理的に見える範囲だけでなく、ものの捉え方・考え方の広さを表しますよね。

先ほど「光と結びつく＝見る」であると言いましたが、「光＝智慧」であるというインド思想があります。「見えること＝分かること」なので、アーユルヴェーダが言う２つ目の「見る」は、智慧という光と結びつくことで真実が何か分かること、なのです。

santoでは施術中にローズウォーターでお目元をコットンパックして「アローチャカ・ピッタ」のケアを行っていますが、これは物質的な目や見るという機能だけでなく、心の眼までもケアすることにつながり、正しく物事を見て理解する力を守ることにもなる、ということですよね。

サロンで使用しているインド製ピュアローズウォーターは販売もございますので、毎日の物理的な目のケア、心の眼のケアにぜひご活用下さいね。