体の豆知識（１４）　上肢の骨：2020年1月17日｜神戸元町リリーフ整体院のブログ

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投稿日：2020-01-17 18:39:40.0

体の豆知識（１４）　上肢の骨: こんにちは。
神戸元町リリーフ整体院の神戸です。
今日は上肢の骨について、説明していこうと思います。
まず、「上肢の骨って一体何？」
そこから。
説明していきます。

上肢の骨とは具体的には、鎖骨と肩甲骨、そして上腕以降の腕の骨のことを指しています。
前回、鎖骨は胸郭には含まれないと言いましたが、鎖骨は『上肢の骨』として分類されているんですね。
では、早速上肢の骨の図を見ていきましょう。

上肢の骨は自由な可動性を有する『自由上肢骨』と自由上肢骨を体幹と繋げる『上肢帯』とに分類されます。
具体的には、
・上肢帯＝鎖骨、肩甲骨
・自由上肢骨＝上腕骨、尺骨、橈骨、手根骨、中手骨、指骨（いわゆる腕を構成する骨）
となります。

鎖骨と肩甲骨、及び上腕骨は『肩関節』を構成します。
上腕骨と尺骨、橈骨は『肘関節』を構成します。
橈骨と手根骨は『橈骨手根関節』（俗にいう手関節）。
手根骨から先は『指の関節』をそれぞれ構成していきます。

肩と肘の関節は構成する骨が少ないのでわかりやすいと思います。
ですが手根骨以降掌と指先の骨が分かりにくいので、別図を作りました。

手根骨は8つの短骨からできており、それぞれ、手首拇指側から、舟状骨、月状骨、三角骨、豆状骨。
指先側が、拇指の方から大菱形骨、小菱形骨、有頭骨、有鈎骨、となっています。
中手骨は5個。
指骨は基節骨が5個、中節骨が4個（親指にはありません）、末節骨が5個の計14個です。
それぞれ指先へと続く関節を構成しています（各関節の説明は骨の説明が一通り終わってから述べていこうと思います）。

これらの骨に筋肉や靭帯などがついて腕の関節が各々成り立っているのですが、肩凝りがひどいとその関節の動きが肩から肘、手首、指先へと連動して悪くなってきます。
動きの悪い関節を普段動かしていない筋肉を慣らしていくのも日頃の疲労や痛みの予防になり、当院ではそのような施術をしております。
ご興味がありましたら、是非一度お立ち寄りください。
よろしくお願いいたします。