気象病：2023年6月29日｜健康美のブログ｜ホットペッパービューティー

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投稿日：2023-06-29 10:43:40.0

気象病: 気圧の変化による頭痛やめまいの対処法　【気象病】

気圧の変化に敏感な人は、梅雨や台風などの時期に、頭痛やめまいなどの不快な症状を感じることがあります。これを「気象病」と呼びます。気象病は、内耳が感じ取った気圧や気温の変化といった情報が、脳で混乱を引き起こすことで自律神経に影響を与えることが原因とされています。自律神経は、血管や内臓などの働きを調節する神経で、乱れるとさまざまな体調不良を引き起こします。

では、気象病にならないためにはどうすればいいのでしょうか？ここでは、気象病の対処法についてご紹介します。

【気象病の対処法】

・充分な睡眠をとる
睡眠不足は、自律神経のバランスを崩しやすくします。睡眠中に分泌される成長ホルモンは、血管や内臓の働きを整える効果があります。睡眠時間は個人差がありますが、一般的には7～8時間程度が目安です。就寝前にはスマートフォンやパソコンなどの刺激を避けて、リラックスできる環境を作りましょう。

・頭の血行を改善する
頭の血行が悪くなると、脳への酸素供給が不足し、頭痛やめまいが起こりやすくなります。頭の血行を改善する方法としては、耳のストレッチやマッサージがおすすめです。耳は内耳とつながっており、血流をよくすることで自律神経も整えられます。耳たぶをつまんで前後左右に引っ張ったり、耳の周りを指でもんだりしてみましょう。

・ぬるい温度での入浴
入浴は、血行を促進し、筋肉や神経をほぐす効果があります。しかし、高温のお湯に長時間浸かると、血圧が上昇したり、脱水症状を起こしたりする恐れがあります。そのため、気象病の予防や改善には、ぬるめのお湯（38～40度）で10分程度入浴することが適切です。また、入浴後は水分補給を忘れずに行いましょう。

・首や肩のストレッチ
首や肩にコリがあると、頭部への血流が悪くなります。首や肩のストレッチは、コリをほぐし、頭部への血流を改善する効果があります。首や肩のストレッチは、座った姿勢でも立った姿勢でも行えます。

気象病は前回の天気痛同様、自律神経の乱れによって引き起こされる現象です。
気圧や気温など気象の変化によって起こる【気象病】、天気に連動して起きる痛み【天気痛】。これらを予防することは難しいですが、上記の予防方法を試して自分の健康を守りましょう！