マッサージをするには本当は国家資格が必要だった：2023年4月28日｜アイバランス(i-BALANCE)のブログ

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投稿日：2023-04-28 13:23:38.0

マッサージをするには本当は国家資格が必要だった: 先に断りをひとつ入れておきますが、ぼくは無資格者が行う通称リラクゼーションに対して全否定の立場ではありません。

しかし、あまりにも無資格者のお店が増えてきていることや倫理観に欠けるマッサージの大会が開かれるとの情報を発見し、一般の方にもマッサージ業界の真実を知ってもらおうと今回の記事を書いております。

それでは本題。

整体やボディケア、最近ではドライヘッドスパのお店も多くみられるようになってきました。

そのようなお店は総称して「リラクゼーション」と呼ばれています。

あまり知られていないのですがマッサージを仕事とするとき、本来であれば「あん摩マッサージ指圧師」という国家資格が必要です。

3年以上、養成施設（学校）にて生理学・解剖学といった体に関する勉強やマッサージの実技訓練をし、卒業試験後に国家試験を受け合格することでやっと「あん摩マッサージ指圧師」になれます。

マッサージを人に行えるのは医師か、あん摩マッサージ指圧師の免許を持っている者のみです。

これは法律で定められており、実はマッサージって医療の一部だったのです。

では、整体やボディケアを提供するリラクゼーションと呼ばれるお店のサービスは一体なんなのでしょうか？

本来であればマッサージや指圧といった行為なのですが「マッサージ」や「指圧」といった言葉を使うと法律に触れてしまうため、「整体」や「ボディケア」といった言葉でお茶を濁しているわけです。

リラクゼーションってとてもグレーゾーンだったのです。

独自の研修を設けあたかも体の専門家集団のようにうたい、姿勢矯正や骨盤矯正といった根拠に乏しい理由でお客様を不安にさせ、通うことで姿勢が整い体が良くなるといったマーケティングをしている企業も存在します。

具体的な名前は避けますが全国展開している整体と骨盤矯正を売りにした、あの企業とかです。

体が良くなれば何をしてもいいわけではありません。

このあたり国がしっかりと動いてくれることを切に願います。

少しでも参考になれば幸いです。

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【参考】
厚生労働省無資格者によるあん摩マッサージ指圧業等の防止について

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