健康への思い：2024年3月15日｜ブライト(bright)のブログ

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投稿日：2024-03-15 15:56:09.0

健康への思い: 実は数日前に祖母を亡くしました

物心ついた頃から祖母は脚が悪くいつも引きずって歩いていました

だから
「おばあちゃんの面倒を見てあげなさい。おばあちゃん喜ぶから」

と母に言われ、いつも旅行の時や祖母の日課である朝の散歩に僕はついていき手を繋いでました

僕はおばあちゃんが転ばないように守らなきゃと思っていました
祖母が言ってくれた「わっくんありがとね」が今でも忘れられません

いつも優しくて、いつも笑顔で、怒られたことなんて一度もありませんでした

だから祖母のことがとても大好きでした

しかしそんな僕も思春期になり、中学生になる頃、祖母は認知症を患い、話す内容や行動もおかしくなってきた祖母が嫌いになっていました

手を繋ぐのも恥ずかしいし、こんな役目を押し付けやがってぐらいに他の家族に思っていました

僕は手を繋がなくなりました

そこから祖母は転倒して一気に歩けなくなり、表情がなくなり、寝たきりになり、声をかけても反応がなくなり、ただ息をするだけの介護状態になりました

そこから僕の母が自宅で介護を10年以上してました

自宅介護になると家族旅行も行けず、母は自営業もしていたので精神的に疲弊し、手が回らず部屋は汚れていく一方

家族がバラバラになっていく感覚でした

人形のような祖母を見て、なんで祖母がこんな目に遭っているのだろうか
なんでこんなに優しくて素敵な人がこんな目に遭わなければいけないのか
祖母を救えない無力な自分が嫌いでした

祖母が健康であったら僕の家族はもっと幸せだったのではないか？

そんな思いが湧くと、祖母を一瞬恨んでしまったこともありました

私の年齢も３０歳を過ぎて
僕の中で祖母の死は受け入れていると思っていました
だから
亡くなった日、安らかに眠る祖母に「今までありがとう」
と思い、悲しくはなかったです

なのに涙が止まりませんでした

本当はもっと優しくしたかったし、もっと一緒にいたかったです
最後まで手を握ってあげなかった自分に後悔します
笑顔の祖母を思い出すと心が締め付けられます

改めて祖母の死が教えてくれました
僕は健康を守りたい
多くの人の輝く笑顔を守りたいです

「人1人の健康は1人だけのものではない」
祖母の健康は守ってあげられなかったけど、僕に出会ってくれたお客様たちの健康は必ず守ると改めて誓いました