妊娠中の肋間神経痛（原因）：2024年12月9日｜ミレーヌ(MYLENE)のブログ

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投稿日：2024-12-09 20:59:56.0

妊娠中の肋間神経痛（原因）: 妊婦さんの中に、
肋骨付近に痛みを感じている方はいらっしゃいませんか？

これは、妊婦さんにも多くみられる
『肋間神経痛』といわれる肋骨付近に痛みがでる症状です。

●肋間神経痛とは

肋間神経とは、胸椎（背中）から出て肋骨に沿って
肋骨の間を通り背中側から胸まで走行している神経です。
その神経が、何らかの影響によって刺激(圧迫)され、
上半身に痛みが出る症状が「肋間神経痛」です。

これは、上半身の左右どちらか "片側の" 肋骨周辺に
痛みが出ることが多いことも肋間神経痛の特徴です。
（両側性の肋間神経痛はかなり稀だそうです）

【肋間神経痛の原因】

肋間神経痛の原因はいくつかあります。

疲労や風邪(くしゃみ・咳)が原因で起こるもの、
打撲による内出血、圧迫骨折、筋肉の炎症などによって起こる場合もありますが、これらの原因で発症する場合は稀だそうです。

また、ホルモン分泌のバランスが崩れることで、肋間に痛みが生じることもあるそうです。
（狭心症も肋間神経痛と類似した症状を示すことがあります）

さらに、以下のような症状も肋間神経痛の原因になることがあります。

・ストレス
・過労
・長時間の悪い姿勢
・帯状疱疹
・胸椎椎間板ヘルニア
・変形性脊髄症
・脊髄腫瘍
・骨粗しょう症
・胸椎部の歪み　　　　などが挙げられます。

～妊娠中は「肋間神経痛」になりやすい～

妊娠中は、お腹が大きくなるに伴って、
体形変化、姿勢変化が著しく起こります。

そして、大きくなるお腹を支えようとして
姿勢・重心のバランスを上手くとろうとしますが、
背中や内臓を守る肋骨の状態にも大きく負担をかけています。

特に肋骨は、内臓を守るだけではなく、呼吸の動きにも関係しています。
妊娠中はこの肋骨の可動域が悪く、呼吸が浅くなることが多いです。
そうなると、肋骨の動きが少なくなるため、
肋間神経周辺(肋間筋など)が固まりやすくなります。

ここに不意な動作や寝返り動作、くしゃみや、なにかした拍子など原因は様々です。

特に、運動不足・冷え性の人は、
血流が悪いせいで筋肉にこりが生じ、肋間神経痛を発症しやすそうです。

また、妊婦さんはお腹が大きくなってくると、
お腹の重みや、内側からの圧迫で肋骨が歪んだり硬くなったりしやすいため、肋間神経を刺激してしまい痛みが出てしまいます。