「血」不足さんの睡眠トラブル対処法：2022年6月11日｜天水(てんす)のブログ

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投稿日：2022-06-11 15:03:20.0

「血」不足さんの睡眠トラブル対処法: こんにちは、漢方養生×アロマサロン　天水の店主　天満です。
前回「血」の不足が睡眠トラブルに関係するとお伝えしましたが、
睡眠トラブルには「足りなさ過ぎて睡眠トラブルが起こる」ということが考えられます。

よくいいますよね？
「寝るのにもエネルギーが必要だ」というようなお話。
この場合は、「血」が足りなくて睡眠トラブルが起こります。

以下にたくさん当てはまる方はいらっしゃるでしょうか？

貧血のめまいや、ふらつくめまい、
最近顔色が白くてツヤがないなぁ
最近視力が低下してきた
爪が割れやすい、二枚爪になる
眠いのに眠れない
夢が多い
月経の経血量が少ない、月経が遅れている
手足のしびれやこむら返りが気になる
胃の調子が悪い

こんな方は、
まずは、胃腸の調子を整えることから始めること。
これは、胃腸の調子を整え、食べ物を食べたものを
エネルギーや血液に変換しやすくするためです。

漢方では胃腸などの消化器系の働きを担う臓器を「脾（ひ）」と呼んでいます。
「脾」を養うことで「血」をつくりやすい状態にします。

そして、
寝る時間を遅くとも23時までには就寝すること。
（可能であれば、23時に深い眠りに入っていることが理想なので、
それ以前にスマホやＰＣをシャットダウンし、お布団に入って、
お部屋が暗い状態になっていることが理想です）

また就寝2時間前くらいにお風呂に入っていることが理想とも言われています。

お風呂で温まって、徐々に、体の内側の体温が下がってくると
眠気がやってくるのです。
寝る直前にお風呂に入ってしまうと、
体が温かいままなので、なかなか寝付けない状態になってしまいます。

なぜ、23時なのか？？

実は、23時は体の中で、「血」をきれいにし、蓄える時間にあてはまると
漢方の世界では考えられています。

ですので、体を休め、静かにすることでこの時間帯に
1日使った血を集め、きれいにし、蓄え、また次の日に使うための準備を
行う時間になります。
この時間帯にスマホやパソコン、テレビなどをみて、
「血」を消耗する行動をしてしまうと、「血」不足になってしまい、
睡眠の質が悪くなり、夢が多くなってしまったり、途中で目が覚めたりなどの原因となってしまいます。

それでは、そのほかの対処法については、
また次回です！