サルコペニア：2023年1月27日｜ささき整骨院のブログ

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投稿日：2023-01-27 15:19:01.0

サルコペニア: こんにちは！
ささき整骨院です。

サルコペニアとは、筋肉量が減少して筋力低下や身体機能低下をきたした状態のことです。歩行スピードが遅くなったり、握力が弱くなるなどの日常生活への支障をきたすほど影響を受けてしまうことの状態です。

サルコペニアには、一次性サルコペニアと二次性サルコペニアに分類されます。

加齢が原因で引き起こさる一次性サルコペニア。日本は超高齢化社会とういこともあり、これらの問題は軽視できませんね。高齢になるにつれ活動量はどうしても落ちてきますが、ご家族が「最近歩くスピードが遅くなったのかしら？」「ペットボトルのキャップを空けるのにてこずってないか？」など、わずかな変化にも気づいてあげることで、不用意な転倒による骨折などを防げるかもしれませんね。

二次性サルコペニアは、加齢以外の原因で引き起こされることを指します。1日中座りっぱなしの生活や出不精などの運動不足による活動量の減少や、身体的な病気により入院生活が続くことで筋力が低下したり、栄養不足から引き起こされることもあります。病気の予知はなかなか難しいかもしれませんが、「退院後などの生活に変化はないか？」「普段の食事の量やバランスは偏ってないか」「階段を上る時にすぐに手すりにつかまってないか」などに着目してみてください。

いくつかの判断基準として、《歩行速度》秒速0.8ｍ、《握力》男性2キログラム未満：女性1キログラム
未満、《DXA法》《BIA法》などで筋肉量を測定する方法などあります。

また、セルフチェックとしては、親指と人差し指で輪っかをつくり、ふくらはぎの一番太い部分を囲うようにし指が離れるもしくは、ちょうどおさまると問題が無く、指同士が重なる、指とふくらはぎに隙間ができるとサルコペニアの可能性が高くなります。

他にも、【椅子に座った状態から片足で立ち上がれるか】【片足立ちで靴下を履くことができるか】【片足立ちのまま60秒キープできるか】などのチェック方法があります。

ご家族と住んでいる方は一度、ご両親の筋力をチェックしてみるといいかもしれません