118.「アメリカ海軍式呼吸法！16秒でストレス緩和」：2022年2月10日｜パーソナルジム土浦きんに君のブログ

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投稿日：2022-02-10 22:10:39.0

118.「アメリカ海軍式呼吸法！16秒でストレス緩和」: こんにちは！
土浦きんに君の金子です！

今回は、アメリカ海軍式の16秒でストレスを緩和できる呼吸法について書いていきます。
今日の内容はざっくり書くと以下の通り

・ボックス呼吸法
・なぜ呼吸法がストレス緩和に役立つのか？

●ボックス呼吸法

★アメリカ海軍(ネイビーシールズ)で採用されている呼吸法に「ボックス呼吸法」というのがあります。特殊部隊などでは、屋内突入時や敵との接触が予想される場合、心拍数や呼吸を抑える用途で使用されます。また、PTSD(心的外傷後ストレス障害：つまりトラウマ)を抱えた退役軍人にも有効とされる方法です。
やり方は以下の通り。

1：4秒間かけて息を吸い込む。
2：4秒間肺の中に空気が入った状態を保持する。
3：4秒間かけて息を吐き出す。
4：4秒間肺の中に空気がない状態を保持する。

●なぜ呼吸法がストレス緩和に役立つのか？

★人間の末梢神経には体性神経と自律神経に分かれています。
体性神経は自分の意志で動かせる神経(手でものをつかむなど)
自律神経とは自分の意志とは関係なく消化、発汗、呼吸などの生命維持活動を司る神経

この自律神経には「交感神経」と「副交感神経」があり、簡単に説明すると
交感神経が戦闘モード
副交感神経がリラックスモード

交換神経は興奮、恐怖、緊張、もちろんストレスによっても優位になります。
交感神経が優位になる事で、心拍数、血圧、発汗の増加、筋肉の緊張や、消化器官の活動低下などが現れます。

副交感神経は安心感、食事、休息によって優位になります。
優位になると、交感神経とは逆の症状が現れます。

副交感神経が優位になっていると、消化や排泄機能も活発化してきます。
便意に悩んでいる方は、過去の記事(No.105)を参照してみて下さい。

さて話は戻りますが、呼吸のリズムを変えることによってリラクゼーションシグナルが送られ、迷走神経を刺激します。迷走神経は、脳幹から腹部まで伸びる、体の「休息と消化」活動を担う副交感神経の一部であるため、刺激されるとリラックス効果を生むとのことです。

ヨガや太極拳、体操などはこの呼吸法を取り入れることが重要視されています。
様々な論文を見てみますと、この呼吸を取り入れたことによる、疾病改善に寄与することが証明されております。

是非、試してみてはどうでしょうか？