157.「冬虫夏草ってどんな効果？　その１」：2022年3月29日｜パーソナルジム土浦きんに君のブログ

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投稿日：2022-03-29 23:54:43.0

157.「冬虫夏草ってどんな効果？　その１」: こんにちは！
土浦きんに君の金子です！

今回は、冬虫夏草について書いていきます。
今日の内容はざっくり書くと以下の通り

・冬虫夏草とは何ぞや？
・冬虫夏草の効果

●冬虫夏草とは何ぞや？

★冬虫夏草とは、実はキノコの一種です。
冬は虫の姿で過ごし、夏になると草になることから冬虫夏草と名付けられました。
世界中には約300種類の冬虫夏草があるといわれており、その内名前が付けられているものは226種で、その3分の2が日本で発見されたものです。
中国で冬虫夏草というと、チベットや四川、雲南、西康、ネパール、ヒマラヤなどの3,000～4,000ｍ級の高山帯に6～8月頃発生する、コウモリガの幼虫に寄生したキノコだけを指します。

●冬虫夏草の効果

★冬虫夏草には以下の効果があると言われています。

・体脂肪燃焼・脂肪酸のエネルギー化
・ガン細胞の成長を妨げる
・血圧調整効果
・免疫力を高める

・体脂肪燃焼・脂肪酸のエネルギー化
冬虫夏草の有効成分は「コルジセピン」というものになります。
コルジセピンは「アデノシン」と非常に似た構造になっているため、間違って取り込んでしまう事があります。

ここでコルジセピンを分かりやすくするために、エネルギー回路の話になりますが、食事によって糖や脂肪が最終的には「ATP(アデノシン３リン酸)」というものに変換されます。
全ての生命はこのATPを元に生命維持活動を行っているのです。
アデノシンに３つのリン酸が結合しているからATPといい、このリン酸が運動などのエネルギー消費を行うとリン酸が１個ブチっと離れ、その時に爆発的なエネルギーを放出します。
こうなると、リン酸は２つになりADPとなります。さらに離れるとAMPになります。
ちなみにTやらDやらMはギリシャ数字でトリオ(3)、ジ(2)、モノ(1)と言います。

話を戻すと、コルジセピンがアデノシンとして間違って取り込まれてしまうと、AMPKという細胞のエネルギーセンサーが活性化します。
AMPKが活性化するとAMPが多いと判断され、ATPを作り出せという指令が飛びます。
本来ATPは運動する時に無くなりやすくなるのですが、冬虫夏草を摂取することによって、その誤報が飛ぶので、脂肪燃焼に役立つというわけです。

次回、残りの説明を書きたいと思います！