182.「みんな、酵素ってしってるか？　その2」：2022年5月7日｜パーソナルジム土浦きんに君のブログ

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投稿日：2022-05-07 01:02:50.0

182.「みんな、酵素ってしってるか？　その2」: こんにちは！
土浦きんに君の金子です！

今回は、酵素について書いていきます。
今日の内容はざっくり書くと以下の通り

・食事からサポートする方法
・番外編　酵素は温度や組み合わせによって変化する

●食事からサポートする方法

★３つの消化酵素を助ける食物酵素は以下の通りになります。
・アミラーゼ【炭水化物】
→大根、かぶ、ニンジン、ブロッコリー、カボチャ、パプリカ、バナナ、酢

・プロテアーゼ【タンパク質】
→玉ねぎ、納豆、リンゴ、イチジク、キウイフルーツ、パパイヤ、パイナップル

・リパーゼ【脂質】
→味噌、納豆、漬物、チーズ、アボカド、ほうれん草、大根、トマト

これらの組み合わせによって、消化に困っている人は良くなるかもしれないです。

●番外編　酵素は温度や組み合わせによって変化する

★酵素によって食材の性質が変わる事はあります。
例えば「焼き芋」なんかがそうです。
デンプンの消化酵素は色々ありますが、αアミラーゼとβアミラーゼに分かれます。
焼き芋の場合ゆっくりと熱が入ることによって、βアミラーゼが活性化する温度まで上がります。
βアミラーゼが活性化する時間が長くなると甘くなります。
これは糖の種類が水あめと同じ「麦芽糖」に変性するからです。

芋類の中でサツマイモはこのβアミラーゼが多く含まれているので甘くなります。
他の芋類はこのようなことはあまり起こりません。

その他にも食事と組み合わせによって、消化吸収が良くなることはあります。
例えば「大根」や「パイナップル」、「マイタケ」もその一つです。

大根の消化酵素には「アミラーゼ」「リパーゼ」の２種類が含まれています。
食事で大根おろしで食べるとスッキリ食べられるというのは大根がこの二つの消化酵素を持っているからです。
学校の給食に酢豚とパイナップルが組み合わさっている理由も、酢は「アミラーゼ」パイナップルは「ブロメライン」というタンパク分解酵素があるので組み合わせは最高です。

あるステーキ屋の仕込みでは、肉を柔らかくする技法の１つに、マイタケやパイナップルを漬け込んで柔らかくするというのがあります。これもタンパク分解酵素によって柔らかくなるからです。
ちなみに茶碗蒸しを作る時はマイタケを入れると固まらなくなるので注意です。

以上、参考になれば幸いです。