331.コルチゾルと朝食抜きがもたらす体の影響を知ろう：2023年4月28日｜パーソナルジム土浦きんに君のブログ

スタッフ募集を見る

パーソナルジム　土浦きんに君

パーソナルジムツチウラキンニクン

エステ
リラク

スマート支払いOK

スマート支払いの詳細を見る

茨城県土浦市文京町４－８　コーエイビル１０２
土浦駅から徒歩15分

パーソナルジム土浦きんに君のブログ

ビューティー

投稿日：2023-04-28 02:31:23.0

331.コルチゾルと朝食抜きがもたらす体の影響を知ろう: 朝食を抜くことで筋肉が減少しやすくなるだけでなく、太りやすくなる。また代謝が落ちると良く言われるところだが、実際のところあまり詳しい説明が無かった気がするので、朝食を抜くことによるメカニズムを解説していきます。

今回の内容は以下の通り

・コルチゾルと朝の関係
・コルチゾルと食事の関係
・コルチゾルと甲状腺ホルモンの関係
・まとめ

●コルチゾルと朝の関係

コルチゾルとはストレスホルモンの事で、朝起きる時に人は日光やらなんやらで刺激を受けます。この刺激に耐えられるように起床の準備をするのがコルチゾルの役目です。

筋肉を分解するホルモンとして知られますが、人間の生活には必要なホルモンです。
そして、コルチゾルは朝に高く、夜に低くなるよう生活リズムが設定されています。

●コルチゾルと食事の関係

体内の血糖値が低くなることで起こるシステムがあり、これを「糖新生」と言います。
「糖新生」とは、筋肉を分解して糖質になるアミノ酸(糖原生アミノ酸)を取り出して、エネルギーにするシステムの事を言います。

ブドウ糖を摂取することによって、体内のコルチゾルレベルは低くなります。
つまり、朝食を抜くことは体内のコルチゾルレベルが高いままとなります。
コルチゾルが一瞬出ることは問題ではないですが、高いレベルの状態が続くと、筋肉の分解を促進したりします。

●コルチゾルと甲状腺ホルモンの関係

甲状腺ホルモンには２種類がありT3とT4というのがあります。
身体のエネルギー代謝や神経・筋肉・心臓機能、成長発育などに関与しています。

コルチゾルと甲状腺ホルモンには密接な関係があり、コルチゾルの増加は甲状腺ホルモンの産生と利用を抑制する。つまり、コルチゾルが増加すると代謝率が低下し、体重増加や体脂肪の蓄積などの影響を引き起こしやすくします。

2011年のコホート研究でも、甲状腺ホルモンとコルチゾルとの関係を研究したものがあり、コルチゾルが高い状態が続くとT3およびT4レベルが低下する傾向にあるという論文があります。

2018年のシステマティックレビューでも同様の結果が報告されています。

●まとめ

朝食抜きは「コルチゾルレベルを高くする」
→糖新生を促し、筋肉の分解を促進する。
→甲状腺ホルモンの機能が低下し、基礎代謝低下につながる。

以上、参考になれば幸いです。
土浦きんに君　金子祐希