429.「リバウンドを最小限にするためには？」：2024年4月24日｜パーソナルジム土浦きんに君のブログ

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投稿日：2024-04-24 02:30:03.0

429.「リバウンドを最小限にするためには？」: こんにちは。金子です。
今回はリバウンドを最小減にするための解説をしていきます。

今回の結論はこんな感じ。
・インスリンの改善が大事
・回復食は最低2～3週間
・高GI食事は避け、徐々にカロリーと糖質量を増やす
・インスリンの材料となる栄養の補給・その他

●ダイエット後に起こる事

どのダイエットを行ってもリバウンドというのは起こります。
リバウンドが起こる原因は３つあります。
・ホメオスタシス
・リポスターシス
・筋肉量の減少

■ホメオスタシス
これは人間が一定に保とうとする機能「ホメオスタシス(恒常性)」が存在しているからです。
ホメオスタシスには人間のホルモンなどの生理機能を一定にする働きがあります。
ダイエットを行うと様々な生理機能が衰えます。

■リポスターシス
体重を一定に保とうとする仕組みの事です。(脂肪定常説)
私たちの身体には「レプチン」というものがあり、これにより食欲を増減させているのです。
ダイエットをするとこのレプチンがセットポイントに戻そうと働きかけます。
ちなみに肥満の方はこのレプチンの機能がぶっ壊れているので、食べても満足できないのです。

■筋肉量の減少

筋肉が減少すると、糖質を処理できる絶対量が減少します。基礎代謝も落ちます。
なのでダイエットが終わっても運動は続けた方が良い理由はこれになります。

●回復期間は最低２～3週間

リバウンドの大きな原因はインスリンです。
インスリンは「取り込んだ糖質を各細胞に送り届け血糖を下げるホルモン」です。
筋肉や脂肪にも送り届けます。この処理が悪いと体重の大幅増加が起こります。
このインスリンの処理が悪くなる状態のことを「インスリン抵抗性」と呼びます。

インスリン抵抗性の改善日数は、糖尿病の資料から参考にしています。
・運動療法＋食事療法の２週間介入によってインスリン抵抗性を改善出来た。
・インスリン抵抗性改善薬の投与→効果が出始めたのは２～３週間
というのを参考にするとおおよそ2～3週間のリカバリー期間が必要と考えます。

●血糖改善には？

最後に簡単にまとめましたので参考にして頂ければ幸いです。
■インスリン改善
亜鉛、マグネシウム、アルギニン、αリポ酸、クロム、筋トレ
■食事
玉ねぎ、ニガウリ、バナバ茶、シナモン、タコ、お酢、海藻、タンパク質

土浦きんに君　金子祐希