感情と臓器：2025年4月5日｜こまつ鍼灸院のブログ

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投稿日：2025-04-05 17:14:12.0

感情と臓器: こんにちは！
takezakiです！

今日は東洋医学的に見た感情と臓器について
お話していきたいと思います。

東洋医学には臓器と関係する感情というものが存在します。

今日はその臓器と密接に関係する「感情」を表した
「五志」(ごし)についてお話しています。

感情の分類を5つに分けるのですが感情の種類は５つ以上あり
それらを5つの臓器にタイプ分けをして
当てはめているものが「五志」となります。

各感情が過剰になったり感情の弱りが長期間続いたりすると
臓器に影響を与える事に繋がるとも考えられています。

それでは５つの分類をご紹介します。

1. 「肝」に対応する感情　　「怒」

これはイライラや怒りっぽさなどを表しています。
体のエネルギー(気)が上に昇りやすく活発な性質を持ちます。
例)頭に血が昇るイメージ。

症状) 頭痛やめまい、のぼせなど
予防例) 運動やストレス解消する事を心掛ける

2. 「心」に対応する感情「喜・笑」

喜びと笑いを表し、この感情が過剰に働くと
心臓などに負担がかかり、精神が浮つきやすくなります。

症状) 不眠や動悸に繋がる
予防例) 気持ちを落ち着かす事を意識

3. 「脾」に対応する感情　　「思」

これは思い悩む事を表し、この感情が過剰になると
消化力や食欲が落ちる事に繋がります。

症状) 消化器系の機能低下
予防例)お腹や胸を伸ばすストレッチなど

4. 「肺」に対応する感情　　「憂・悲」

憂いとは悪い状態になる事を予想して心配する事です。
憂い悲しめば呼吸が浅くなり精神バランスの乱れに繋がります。

症状) 呼吸器系の機能低下など
予防例) 深い呼吸や心肺機能を高める運動など

5. 「腎」に対応する感情　　「恐・驚」

強い恐れや驚きは腎の機能を消耗します。

症状) 泌尿器系の機能低下や冷え症状など
予防例)腰や足などを温める入浴など

このように感情と臓器が関係し合う事で
傾きやすい感情から弱りやすい臓器を予想する事にも繋がります。

ちなみに私は「肺」が弱りやすく
思い返すとよくクヨクヨ憂いている事も(笑)
そういった事に気づくと
「あ、これは自分の性質が出てるな」と思い
深呼吸や運動などをして気持ちを切り替えています。

皆さんも現れやすい感情を探してみると
自分の事を少し理解できるかもしれません。