日焼け止めの選び方☆：2024年5月12日｜ホームサロンカレン(Home Salon Karen)のブログ

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投稿日：2024-05-12 22:40:12.0

日焼け止めの選び方☆: こんにちは。ホームサロンカレンです。
そろそろ日焼け止めを買わないと。と思っていらっしゃる方も多いと思います。
気になるのが““PA”や”SPF”の意味と選ぶ基準。

それぞれの意味に関わるので、紫外線について少しだけ。
紫外線には、A波（UV-A）・B波（UV-B）・C波（UV-C）と波長ごと（Aが1番長い波長）に分けられています。C波は、ほぼ地表には届かないので、日焼けで考慮するのは、A波・B波になります。
PAと、SPFはそれぞれの波長に対する効果内容を表現しています。

◆PAはA波対策！

”PA+”～”PA++++”までの４段階が決められており、「＋」の数が多いほど、防御効果が高いということになります。

A波は、色素細胞（メラノサイト）を刺激するため、いわゆる「肌が黒くなる」状態の要因になります。
さらに、A波のうち、3～5割が肌の表皮よりも深く、真皮まで届き、お肌のハリに大切な「断線繊維」を壊すため、お肌のターンオーバーのサイクルがきちんと作用しないと、ハリがなくなり・・・たるみ・シワが起こりやすくなってしまいます

◆SPFはB波対策！
JCiAにより、サンバーン（赤くなる日やけ）の防止効果を表しています。数字が大きくなるほど、防止効果(時間）は長くなります

B波は、お肌の炎症を起こすと言われており、いわゆる「肌がヒリヒリする」ような状態を作るのは、こちらのB波です。
紫外線の作用として、浴びてから約20分後から徐々に肌の炎症など日焼けの症状が現れると言われています。
SPF値×20分が、予防の目安時間となるので日差しを浴びる時間がどのくらいか・・・で使い分けが可能になります。

B波は、主に肌表面で吸収されますが、A波と違い黒くなってくるのは数時間後になります。ただし、その数時間後から、色素細胞（メラノサイト）を活性化させるので、日差しを強く浴びた直後よりも、数時間後、数日後のシミ予備軍となります。

日常生活においては、PAは＋、＋＋くらい。　SFPは20くらいまでが目安になります。

必要以上に強いタイプを使用すると、紫外線予防のための「紫外線吸収剤」や「紫外線散乱剤」が、お肌の負担になってしまい、別なお肌トラブルを招いてしまう場合もあるので、ぜひ場面に応じた適切なタイプを上手につかって、お肌の負担を最小にしましょう。