お腹の調子がなかなか整わない方はもしかして・・・？：2024年5月7日｜ハリジム(HARI GYM)のブログ

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ビューティー

投稿日：2024-05-07 20:03:53.0

お腹の調子がなかなか整わない方はもしかして・・・？: 皆さまこんばんは。
京都市営地下鉄四条駅、阪急電鉄烏丸駅から徒歩7分の小顔＆ダイエット HARI GYMでフェイシャルを担当しているREIKOです。

最近暑くなってきたことで、冷たい飲み物を飲む機会が増えています。
そんな中、
「牛乳が好きなのですが、飲むとすぐにお腹を壊すのは何故でしょうか？」
というご相談を受けました。
ジムで何度か同様のご質問を受け、直接その場でお伝えしていますが、他にもお悩みの方がいらっしゃるかも知れないと感じたので、ブログに書き記しておきます。

お腹を壊すまではいかなくとも、なんとなくお腹がゴロゴロする・・・という方にも当てはまる可能性がありますので、気になる方はぜひご参考になさってください。

特に日本では戦後、栄養不足を補うのに牛乳が良いとされ、給食でも欠かさず飲んだ記憶がある方が多いのではないでしょうか？
もちろん牛乳にはカルシウムをはじめ、栄養が豊富であることは間違いありません。
ですが、『乳糖不耐症』の方が特に日本人に多いと言われておりますので、この症状についてお話ししたいと思います。

牛乳には乳糖が含まれています。
これが体内で乳糖分解酵素によって分解され、腸で吸収されます。
乳糖は母乳にも含まれており、赤ちゃんの時は特に働きやすく、卒乳する頃からその動きは低下していきます。
乳糖分解酵素の働きが低下してくると、今度は澱粉（でんぷん）分解酵素の働きが高まってきます。
これは母乳から栄養を摂る体から、ご飯から栄養を摂る体に体に変わっていくということです。
その結果、乳糖分解酵素を持たない、または不足している人が出てきます。
この状態を乳糖不耐症と言います。

酪農を古くから行ってきた欧米人と比べ、日本人は乳製品をあまり摂ってこなかったことから、日本人の3人に2人が乳糖不耐症であると言われています。
そのような方々は、牛乳を飲んでも乳糖を十分に分解することができません。
そのため小腸で吸収できず、そのまま大腸まで流れてしまい、大腸の腸内細菌によって酸やガスが発生します。
その刺激で腸に過剰な収縮が起き、下痢や腹痛の原因になっています。

牛乳が好きだけど、よくこのような症状が起きると感じる方は牛乳から豆乳やオーツミルクに変更してみると、意外と治るかも知れません。

冷たい飲み物を欲する時期ですが、参考になさってくださいね！