中医学☆気血水☆：2024年4月12日｜にじいろ接骨院のブログ

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投稿日：2024-04-12 20:04:16.0

中医学☆気血水☆: 中医学では人の身体は『気』、『血』、『水』３つの要素で構成されると考えられています。
病気になるための『未病』の段階で手当てをして、健康を保つということが大切になってきます。
そのためには、『気血水』を整えることが大切になります。
・気・・・目には見えないが、生命エネルギーの源
・血・・・血液とその中に含まれる栄養素。
・水・・・津液とも言い。血液以外の体液のこと。鼻水、リンパ液、汗など。
◎気血水のバランス
・気・・・【気虚(気が足りない)】
　　　　　疲れやすい・だるい、食欲不振・胃腸が弱い、風邪をひきやすいなど。
　　　　　【気滞(気が滞っている)】　　
　　　　　怒りっぽい・イライラする、お腹や体側が張る、喉にも詰まった感じがある　など。
　　　　　【気逆(気が逆流している状態)】
　　　　　のぼせや動悸、発汗、不安など。
・血・・・【血虚(血が足りていない)】
　　　　　顔色が白い、顔や肌・髪にツヤがない、貧血、目が疲れやすい、かすみ目など。
　　　　　【お血(血の巡りが滞っている)】
　　　　　顔色がくすんでいる、くまやあざができやすい、頭痛・肩こりなど。
・水・・・【陰虚(水が不足している)】　
　　　　　のどや口の渇き、のぼせ・ほてり、肌がカサカサかゆみなど。
　　　　　【痰湿(水の流れが滞っている)】
　　　　　身体が重だるい、身体がむくみやすい、水のような鼻水など。
◎気血水のバランスを整える食材
。気虚・・・〇体を温め、消化がよいもの
　　　　　　白米、雑穀類、イモ類、トウモロコシ、カボチャ、キャベツ、しいたけ、ぶどう、アジ、鶏肉など
　　　　　×生もの、冷たいもの、脂っこいもの　×過労、睡眠不足を避ける
。気滞・・・〇ハーブや柑橘類香りのよいもの　〇カルシウムやミネラルも摂る
　　　　　　　×ストレスをためないように
。血虚・・・〇体を温め、消化のよいもの　×過労、無理なダイエット
　　　　　　　〇赤い食材、黒い食材
　　　　　　　黒豆、黒ゴマ、ひじき、くるみ、にんじん、ほうれんそうなど
。お血・・・〇身体を温め、血行を良くするもの　×冷えストレス、過労をためないようにする
　　　　　　　玉ねぎ、桃、小豆、黒豆、みそなど
。陰虚・・・〇体に潤いを与えるもの　×過労、睡眠不足
。痰湿・・・〇水分代謝をよくするもの　×水分の摂りすぎ