そのストレッチ合ってますか？：2024年4月27日｜しのとう鍼灸整体院のブログ

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投稿日：2024-04-27 15:12:12.0

そのストレッチ合ってますか？: ストレッチは筋肉の状態を良くすることが目的で、筋肉を引き伸ばすことで筋肉の柔軟性を高め、関節可動域を広げます。
血液の循環を促し、肩こりや腰痛・関節痛の軽減や姿勢の改善にもなります。

ストレッチは【静的ストレッチ】と【動的ストレッチ】の2種類の方法に分けられ、目的に応じて使い分ける必要があります。

【静的ストレッチ　（スタティックストレッチ）】
◎効果
　　筋肉の緊張を和らげ、柔軟性の向上や関節可動域の拡大
　　血液循環の改善により運動後の疲労軽減
　　ゆっくりと呼吸しながら行うことで、副交感神経優位となりリラックスできる。

◎方法
　　反動をつけずゆっくりと筋肉を伸ばし、その姿勢を20～30秒程度維持します。
　　ゆったりとした呼吸を行いながら、目的の筋肉が伸ばされた姿勢（少し痛気持ちいいぐらい）を維持します。

◎デメリット
　運動前の準備運動でやり過ぎると必要以上に柔軟性や可動域が向上し、筋発揮の低下やパフォーマンスの低下が起こることがあります。

◎こんな時に行ないましょう！！
　運動後のクールダウン
　就寝前などののリラックスしたいとき
　肩こりや疲れのあるときなど

【動的ストレッチ　(ダイナミックストレッチ)】
◎効果
　身体を動かしながら行うことで筋肉を伸ばしながら心拍数や体温が上がる。
　利用する筋肉の協調性が高まるり、動作がスムーズに行われやすい。
　交感神経が優位となる。

◎方法
　手や足を前後左右に動かしながら反動をつけることでリズミカルに筋肉を伸ばします。
　伸ばしたい筋肉と反対の作用を持つ筋（拮抗筋）を収縮させることで、目的の筋肉の柔軟性を高めます。（ブラジル体操やラジオ体操など）

◎デメリット
　体温や筋の柔軟性が高まる前に最大可動域まで反動をつけると筋や腱を損傷する。
　正しく動かないと目的の筋肉に効果がない。
　やり過ぎると疲労することもある。

◎こんな時に行いましょう！
　運動前のウォーミングアップ
　しっかりと目を覚まし、活動を始めるとき。
このほかにもストレッチの種類は色々とありますが、その方法によって得られる効果が変わります。
ご自身の目的によって使い分けてみると、更なる身体の使いやすさが実感できると思います。

やり方が分からない方はお気軽にご相談ください！！