わたしの心得・３カ条：2024年2月2日｜クリアヒーリングサロンのブログ

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投稿日：2024-02-02 08:35:02.0

わたしの心得・３カ条: 鍼灸師セラピスト松本です。

職歴１０年目の私が改めて思う心得をシェアします。
原点回帰した気分です。
（１）全身を診る
「鍼灸（東洋医学）では全身を診ることの重要性」

例えば、「肩こり」を患っている方がいるとします。
通常ではこりのある場所、つまり肩を診ることになります。
当たり前ですよね、肩がこっていますので。
ですが、鍼灸医学では、
・この肩こりがどこからきているのか？
・原因はどこにあるのか？
という謎解きをしています。

例えば、「目の使いすぎ」が原因で二次的に肩こりがあったとわかりました。
この場合、一番の原因が目の使いすぎですので、目のアプローチも必要になってきます。
肩こりと目のアプローチを同時にします。
また、問診でストレスが多く、「自律神経のバランスを崩している」こともわかりました。
この場合も、肩こりと同時に自律神経のアプローチもすると回復率が高まると考えます。

このように、お客さまが発している事のみに固着せず、
全身を診ること、客観的な視点を常に意識します。
（２）未病を回復する考え方
「鍼灸（東洋医学）とは元来、未病を治すという医学」

未病とは、病気になる前の状態のことをいいます。半健康状態もこれに該当します。
未病といっても侮ってはいけません。ヒトは病気になる前には必ずといっていいほど体に何らかの信号を発するものです。

例えば、「ぎっくり腰」の場合、痛める前には
・カラダが疲れていた
・寝不足が続いていた
・風邪をひいていた　など
なんらかの前駆症状があるものです。
この段階が、いわゆる未病の状態といえます。

この未病の状態に対して、鍼灸医学（東洋医学）は最高にチカラを発揮できます！
（３）自然治癒力について
自然治癒力とは簡単にいうと、「ヒトが生まれながらにもつケガや病気を治すチカラ」のことです。

この自然治癒力は非常に大事です。

例えば、なんらかの病気になってしまい、この病気を治そうと、どんなに良い治療、薬を服用しても、自然治癒力がゼロなら回復しません。
人間が本来もっているもので、このチカラが全く無いと、軽い病気にかかっても回復せず命を失ってしまうでしょう。。。

近年の日本の経済不安、ストレス社会などからの影響でしょうか、自然治癒力の低下が叫ばれており、未病状態の人たちが急増しているように思います。