菌と血液の質が自己治癒力を高める！？：2023年4月3日｜ほねつぎ平成けやき通り鍼灸接骨院のブログ

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投稿日：2023-04-03 17:57:21.0

菌と血液の質が自己治癒力を高める！？: 細菌と血液の質がどうして自己治癒力に関係するのか？

なぜ？と感じられる方も少なくないのではないでしょうか。

ひと昔前だとすぐに良くなっていたのに、近頃は治りにくい人が増えているように感じます。

その原因の一つが今回お伝えする細菌と血液の質の関係性です。

なぜ血液の質か？

血液の主な働きには「栄養・酸素の運搬」と「老廃物の排泄作用」があります。

もちろん他にも免疫や体温など様々な作用がありますが、痛みや痺れ、不定愁訴や体調不良に関してはどれだけ血液の運搬能力を高められるかがとても大切な役割になってきます。

この血液の栄養運搬能力を低下させる原因になるのが人と共生する細菌の影響です。

すでに腸内細菌（腸内フローラ）をご存知な方もいらっしゃると思いますが簡単に説明しますね。

腸内細菌には、善玉菌・日和見菌・悪玉菌と大きく分けて3つのグループが存在します。

日和見菌は善玉・悪玉の勢力の強い方に加勢する性質をもっているので、理想的な比率は

善玉菌２　日和見菌７　悪玉菌１　といった割合です。

この割合が　善玉菌１　日和見菌７　悪玉菌２　の割合になってしまうと悪玉菌優勢な腸内細菌となってしまい、腸内で人の体に有害な物質を分泌するようになります。

逆に善玉菌優位の場合は、人の体に有益なビタミンや脂肪酸などを分泌し、体調をととのえてくれます。

腸内細菌の中でも悪玉菌が優勢になっている時、悪玉菌は腸内でアミン類やフェノール類、アンモニアを分泌することで腸壁に炎症を起こし、腸粘膜を傷つけ、腸粘膜に穴を空けてしまいます。

この状態をリッキーガット症候群と言います。

原因はほとんど食生活です
。

主な物に動物性たんぱく質の過剰摂取

抗生物質などの薬

食品添加物の過剰摂取

高ＧＩ食品　　　　　　　　　など

このリッキーガット症候群ですが、重度の場合であってもあまり実感していないケースが多いようですが、隠れリッキーガットは日本人にはかなりの割合でいらっしゃるようです。

漏れるようになった腸からは、悪玉菌が作り出した毒素も血液中に漏れ出すだけでなく、悪玉菌などの腸内細菌や未消化のたんぱく質・脂質・糖質も血液中に漏れ出してしまいます。

この漏れ出した細菌は血管に炎症を起こし、様々な病気の原因につながっていくと最近研究が進んできています。

つづく